飲み会で疲れ切った心をGLAYのライブで癒してあげよう

会社の飲み会がいつまで経ってもなれない。話好きな人が近くにいると、あっという間に解散するのに、そうじゃない場合は2時間がとても長く感じられる。

人数が多くて、いろんなところで会話が飛び交う。前で話している人たち、両隣で話している人たち。どの話の輪に入れるだろうとウーロン茶をちびちび飲みながら、3つの話題を追いかけようとすると結局どの話にも入れずウーロン茶のおかわりを注文するためにタブレットを手に取り、おかわりボタンを押していた。聖徳太子は10人の話を同時に聞けたというけれど、それくらいできなきゃ歴史に名を残し、伝説にはなれないのだろう。そもそも存在したのかも分からないけど、お札になるくらいなのだからいて欲しいと思いながらググってみた。

結論として、「聖徳太子に関する確実な史料は存在しない。〜

https://www.rekishijin.com/より抜粋

そうなんだ。ウーロン茶でちゃぷちゃぷの胃が少し痛む。10人の話を聞くことはできても、10人と同時に会話することはできない。八岐大蛇でも顔は8つしかない。10個の頭をもつ妖怪として、聖徳太子を想像した人がいたのなら、その気持ちは分かるような気がする。人間にはできないことを実現してくれる存在がどこかにいると期待すると、現実の苦しみを忘れさせてくれるように思うからだ。どこかに、わたしの話を聞いてくれる偉人がいるはずで、現状をともに打破するために立ち向かってくれる救世主がいつか現れてくれると。

今晩の飲み会で、ボクにも何度か会話を楽しめる時間があった。会話が飛び交うカオスな状態の中に、周りとの温度差が目に見えるくらい穏やかな空間ができた。おもしろい話をニコニコしながら聞いているのも好きだし、賑やかな周りを眺めながら『あんなに話してるの始めて見るね』とまったり過ごす時間も好きだ。気持ちの奥の方では、賑やかにみんなで話せたら楽しいだろうなと思っているけれど、ボクはそういう空間でたまに訪れる誰かと落ち着いて話せる時間が好きだ。終わってから話したかったなと思う人がいるのはいつものことで、次こそと思っていてもなかなか次が訪れてくれない。チャンスは逃さないようにしたい。

明日から月曜まで東京。タイミングが合えば、写真で繋がっている人と散歩したり、喫茶店でお茶したりできたら良いなと思う。

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