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シン・雑草コラム〜植物博士と妄想対談しました〜

写真展の準備で、今月の課題文がまだ書けていない。テーマは「雑草」に決めた。すでに共有している。原点回帰だ。

これからどんな課題文がいいか一緒に考えようと思う。誰か協力してくれる人はいないだろうか? 帰りの電車で隣に座っている人も、向かい側に座っている人もスマホで動画を見ているようで相手にしてくれそうにない。暇そうにボケーっとしていても、「これから一緒に雑草部の課題文を考えてください。切実なんです! あなたの力が必要なんです!」と知らない人に電車で熱烈にお願いされたらボクなら逃げる。こんなときは、脳内にいるキャラクターに壁打ちの相手になってもらいましょう。さて、誰に頼もうかな? 雑草のことを良く知っていて、文章が分かるといえば、皆さんお馴染みの植物博士しかいませんね。


平井 : こんばんは! お久しぶりですね。前に会ったことがあると思っていたけど、初めてだったんですね。楽屋裏で、あそこにいるの誰だろうと思うのも当然ですね。顔も知らなかったんだから。今も半信半疑なんです。あなたが本当に植物博士なのか、まだボクには分かりません。だけど、そういうのも良いと思うんですよ。ZOOM飲み会とか言って、知らない人とモニター越しに乾杯するより、素性の分からない人と面と向かって話し合う方が100倍人間らしいと思いませんか?

雑草博士 : 思いませんね。私が植物博士でなくても良いとあなたは仰ったが、それで目的は果たせるのですか? 雑草部の課題文を考えてくださいと熱烈なメールが届いたから、今ここに私はいるのです。あなたはメールを送るときに、私を認識しているはずなのに、どうしてそんな寂しいことを言うのだ。涙ぽろりしてしまうじゃないか。この涙が雑草に触れたとき、私を守るために雑草たちは未来を犠牲にして急激に成長する。そう、あれはまるでゴンさんのようだった。

平井 : HUNTER×HUNTERは私も好きです。同じものが好きだと知ると、いつもは心の壁が破れたと感じるんだけど、今日はなぜかそんな風に感じないのです。もしかして、あなたATフィールド全開なの?

雑草博士 : わたしは、大地を愛し、そこから芽吹く命に毎日感謝しながら、余分な雑草は除草し、人間の価値観に合わせた世界を想像している。除草することに抵抗はない。雑草にも生命力に差があり、弱い雑草はいずれ失われるのであれば、快適な生活を提供するべく、自ら滅びの道を選ぶことは勇気ある選択と言えるのではないか。

平井 : エヴァは興味ないんですか。雑草の生存戦略は、種によってさまざまですよね。どうせ踏まれるなら、最初から地面にべったりしてればダメージも少ないという考え方がボクは結構好きです。ということで、お時間が来てしまいました。まだ話し足りないと思いますが、雑草文を書くには十分なお言葉もいただきましたし、なんならこの対談をそのままコピペしても良いじゃんと言う気もしています。

雑草博士 : 人は本心を隠して生きる方が生きやすいと聞くが、雑草はどちらか考えたことがあるかね? コンクリートの階段の割れ目に、互いを温め合うように生える雑草を見たとき、私は思った。彼らも仲間を愛することができるのだと。ただ繁殖しただけと思うだけなら誰でもできるが、そこに愛があるかと問いかけると世界は広がる。君たちのシン・雑草部が何を目指そうとしているのか、私は知らないし興味もない。ただ、私と同じように雑草を愛しているのなら、きっとまたどこかで会えるだろう。私はもう2度と会いたくない。君が嫌いなわけじゃない。私たちは同志だ。だからこそ離れなければならない。まだ分からないかもしれないが、いずれ分かるときがくるはずだ。幸運を祈る。グッドラック。

平井 : 本日はありがとうございました!


書いててボクも良くわからなくなりましたが、今月の課題は「雑草について」報告してください! 月末の報告楽しみにしております!

写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!