展示する写真が決まったら、冊子の制作が始まる
休む時間はどこにあるんだ。隠れてないで出てこいよ。やさしく語りかけても、誰からも返事はない。ここは凍京か? 鞄の中や、机の中に隠れててくれたら、見つけられたかもしれないのに。
「本当に大切なものは目には見えないだよ」
誰もいないはずなのに、そんな声がずっと繰り返し聞こえてくる。誰の声かは分からない。たぶん自分の声だ。疲れてるんだな。アニメ声の声優さんだったら、少しは元気になったかもしれないのに。インプットがないから、そんな声を脳が用意できなかったんだろう。学生時代に「けいおん!」を見ていたことを今思い出したので、今ならその登場人物に言ってもらえる。試しに想像してみる。
、、、、、あずにゃーーーん!!
はいはい、もう若くないんだよ。現実を見なさい。まったく、みっともないんだから。
少し取り乱してしまいましたが、話を戻します。「目には見えないもの」については、昨日読んだ本にも書かれていたし、今日読んだ本ではキリスト教の使徒パウロも言ったと書かれていました。
(使徒って文字を見ると、エヴァのことを想像してしまうのはボクだけじゃないはず!! 宇多田ヒカルの声が聴きたくなったからBGMを変更するね。ちなみにここまでの文章は、ドビュッシーを聴きながら書いてました。文章を書くときに歌詞が聞こえてくると、気になって集中できないんですよね。きっとこれからボクは歌詞の影響をたくさん浴びながら、タイトルに関する内容をどうやって詰め込もうか悩むと思います。よりによって、「二時間だけのバカンス」が流れてきた。今夜は椎名林檎漬けになるかもしれない。とりあえず括弧を閉じるね)
似たような本を読んでいるつもりはないけど、図書館の履歴や、本棚に並んでいる背表紙を見ると、言葉とか、心という単語が多い気がする。長い括弧書きのあとで、いきなり続きを書き出したからびっくりしたかもしれないけど続けるよ。一度きりの人生なんだから、頭の奥が痺れるくらいのキスをして、2人きりで公園を歩こうよ。歌詞に引っ張られて書きたいことが全然書けないや。消す。無音ラブ。
静かになり過ぎて、本題から逸れ過ぎてしまいました。昔はこんなにすらすら言葉が出てこなくて、作文の宿題なんか事実の羅列しかできなかったんです。今とあまり変わらないですね。でもですよ、ちょっと聞いてくれませんか? 昨日実家に帰って本棚の整理をしていたんです。そしたら見つけたんですよ。高校時代の文集です。国語の先生が毎年各クラス1人ずつセレクトして作ってくれていたものらしくて、高一から順番にぺらぺら見ていました。ちゃんと片付けなさいと怒られてしまいそうです。好きな人の名前を見つけて少しドキッとしたけど、顔も声も思い出せなくて、ボクは文字に踊らされていたわけです。最後に高三の文集を開くと、何とそこにはボクの名前がありました。加えて、高三の現文の先生は名前は忘れたけど、外見と声はちゃんと覚えていました。国語嫌いのボクに、文章のおもしろさとか、魅力を教えてくれた人です。けいおん!でいうと、むぎちゃんみたいな女性で、なんかほわほわしてるんだけど、芯が通った素敵な方でした。まぁ、そんなわけで高三になってからは、理系クラスだけど現文はめちゃくちゃ頑張ったんです。本読んでどう思ったとか、周りが授業中に数学や物理の問題解いてるのに、ボクはちゃんと授業を聞いてわけです。その結果、文集に載せてもらえたのに、当時の記憶がまったくない。たぶん、気付いてなかったんだと思います。知ってたらあの先生から何か言われてるはずだし、それを忘れているとも思えないけど、嬉し過ぎて昇天して記憶だけ死んでしまった可能性はありそうです。何書いてんだ、馬鹿。もう若くないんだぞ!
というわけで、写真展で設置する冊子づくりがスタートしました。今日は遅いので明日に備えて寝ます。
釣りのようなタイトルになってしまったけど、「展示する写真が決まって安心した気持ちが表れています」とあの先生ならきっと言ってくれるはずです。はずなんだけど、記憶している声がいくつかあって、どれが正解か分からない。
正解は探すものじゃない、自分でつくり出すものなんだ。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
よし! 椎名林檎聴こう!
写真や旅のことだけじゃなく、今ボクが気になっていることをnoteに書いています!読んでいただきありがとうございます!