2024年6月15日(土) 原田マハさんの「生きるぼくら」を読み始めた

「これ面白そうだけど、読んでみる?」

今朝、妻からそう言われて、原田マハさんの「生きるぼくら」の文庫本を手渡された。たくさん積読があって、読みかけている本があっても、妻に本を勧められると読んでしまう。

物語は、学校でいじめられ引きこもりになり、色々あって家族とも別れることになってしまった引きこもりの青年が祖母を訪ねることから展開していく。よくある話だけれど、小説を久しぶりに読んでいるせいか、ページを捲る手が止まらない。子どもの習い事の時間が近づいてきたから、机の上にあった蔦屋書店のレシートを挟んだ。レシートには読みかけの本のタイトルが書かれていた。毎日1編ずつ読もうと思っていたエッセイは、いつの間にか積読になっていることに気付き、いつになったら1冊ずつ読み終えられるようになるんだろうと思う。きっと、ずっとこんな感じで本と付き合っていくんだろうな。

読まなければならない本は、社会人になるとほとんどない。HUNTER×HUNTERの暗黒大陸編では、『新大陸紀行』を読みなさいという場面があったが、少なくともボクが社会人になってから必ず読みなさいと言われた市販の本は数冊しかない。必要だと考えた本は、自分で選んで読む。面白い本もあれば、仕事だから面白くなくても必要だから読んだ本もある。面白くない本を知っていると、面白い本のことが分かるようになる。一気に100頁読める本は、大抵面白いし中弛みすることもない。今読んでいる「生きるぼくら」も、このまま最後まで楽しませてくれるだろう。目次を読むと、ある程度展開は予想できるけど、展開や結末は読まなきゃ分からないし、ボクの想像力なんて軽く超えてくれる快感が堪らない。

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