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1年続けた音声配信初報酬と今後の可能性

2021年8月5日。stand.fm事務局から一通のメールが届いた。

1年近く続けている私の音声配信チャンネル(アスリートスポーツトレーナーのここだけトレーニング&アスリート話 https://stand.fm/channels/5f5324ef6a9e5b17f725f219がstand.fmパートナープログラム(SPP) として認められたとのことを伝えてくれる内容。

国家資格である鍼灸師に合格したのがわかったのと、同じぐらい嬉しかった!暗中模索の中で、「このやり方で実際にSPPに認めてもらえるか、正解はないものだったからだ。

2020年9月9日。とにかく100回までは絶対続けるぞ、とスタートさせてから330日が経過していた。本当に牛歩ではあるものの、一つの目標にしていた1000人のフォロワーさん、そして SPP 承認を叶えることができた。

このnoteでは「音声配信、興味がある!でも正直メリットあるの?」という人に向けて、1年継続してきた私なりの仮説検証、そして初めての1ヶ月再生分の収益をシェアしていこうと思う。

音声配信を1年続けてみてわかったこと

やはり頭の中で考えるだけでなく、実際に頭を使い、手を動かし、声を出して配信を続けてきたことで、確実に見えてきたことがある。自分の思考の整理も兼ねて、まずは音声配信の持つデメリット、メリットを共有していこう。

デメリット1.拡散力が低い

Podcastにせよ私が今メインで利用しているstand.fmにせよ、爆発的に広がっていくという感じは全くない。もともとインフルエンサーと呼ばれた方であったり芸能人の方ではない限りは、自分の配信が「バズる」ということはない。

ツイッターやブログでは結構ある爆発的な拡散、というラッキーパンチは期待できない。

聴いてもらう前段階から
「ああ、この専門の人なんだ」、「こんな内容が期待できそう」
とわかってもらえないと、なかなか新規リスナーを獲得できないのは間違いない。

発信内容の差別化、などという前に、自分のアカウント名であったりアイコン写真、タイトルなどで「私はこんなキャラクターで、こういったこと発信しますよ!」とわかりやすく、開いていかないと、あまりにも拡がりが感じられずに離脱する、ということになってしまう。


デメリット2.権威性を与えづらい

声で届けるというのは親しみがわきやすいという側面がある一方で、権威性を感じてもらいづらい。文章の配信であれば、体系立てられた文章であったり、高い専門性をわかりやすく伝えるブログ記事だったりを通して、権威性を与えることは比較的簡単だ。

それに対して、声での配信はリスナーとの距離感が近い。これはメリットでもあるのだが、専門的な話や小難しい話が伝わりづらいというところがある。

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メリット1.1回の配信の負担が少ない

毎日配信を続けているので、日々話すトピックに苦労する部分はある。しかし実際に配信に費やす時間は、簡単な編集や画像つけたりを含めて1回当たり20分程度。

これであれば、毎日継続となっても、なんとかなるボリュームだ。


メリット2. 話し方・伝え方の練習になる

音声配信をすでに始めている方には同意してもらえるだろうが、最初の配信を聞き返すと絶望的な気持ちになる。

まだまだ改善の必要性がある課題はたくさんあるが、当初は

・とにかく一人語りが照れくさい
・声のトーンが低い
・えー、とか、あーなどが多すぎて気になる

こういった問題ばかりで酷かった。

やはり数をこなしていくことによって、照れは解消されてくるし、間をしっかりを入れる、とか抑揚をつける、などはそれなりに上達していく。最初の頃に比べたら雲泥の差だ。

話す・伝える能力はオンラインが多くなった昨今、とても大事なスキルであるため、この恩恵は大きいだろう。


メリット3.アウトプットの方法として優秀

音声メディアは、インプットをしてそれをアウトプットするという習慣化の場所として、ブログや YouTube よりも優秀だ。

私の場合、気づいたことを忘れないようにしたいと感じた内容は、その場でtwitter にあげることが多い。そのツイートを深掘りして自分なりのフィルターを通して、自分の言葉でどういったことを伝えたかったか。

一つの具体的なことから、どれだけ抽象度を高くして考えられることができるか、というのは、話していくことでまとまる部分が大きい。

今までは実際に友達に会ったり、仕事仲間であったり、相談に乗るような形だったり相談をさせてもらうような形でまとめていたものだ。

しかし2020年以降のコロナ禍で、なかなか人と対面で会うことが難しくなってきている最近では、リラックスして食事中にできていたことなどは難しくなっている。

一人語りにはなるが、音声配信という場があることによって、誰かに向かってわかるように話す練習をすることで、良いアウトプットができるのは、大きなメリットだ。

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最初に挙げたデメリット部分に関しても、拡散性が低いという特徴は、逆に言うと1度気に入り好きになってくれた方は続けて聞いてくれ、コアファンになってくれるという側面がある。

話し方がイマイチかなという部分さえ、親しみやすさという部分で仲間ができてくるところがある。

差別化に関しても、人柄でじわじわとファンになってくれたり、興味を持ってもらったり…なんとなく好きだなっていう気持ちは、理屈だけではないのは共感いただけるだろう。声そのものが魅力的だ、などもあり得るわけで、捉え方によっては、それほどのマイナスではないのだ。

SPP承認されてから初めての明細書

それでは記念すべき、私の初月報酬を公開しよう。

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