むくみを改善するために
こんにちは。整体院ゆじゅ 高松です。
今日は脚のむくみについてお伝えしていきます♪
寒い季節になってくると悩む方も多いのではないでしょうか?
人によっては年中むくんで悩んでる方もいますが、寒い季節に内臓も極冷えとなって症状が悪化することもあるかと思います。
このむくみを着圧ソックスなどでしのいでいる方が多いのではないかと思いますが、着圧ソックスなどは圧迫することで血流が悪化して、より内臓を冷やすのでその場は楽になったとしても、状態は改善することはありません。
むくみの原因を知り、適切に対処していけばどなたでも改善はできるので頑張ってくださいね♪
■むくみの原因について
むくみの影響は立ち仕事だとか栄養不足だとか様々いわれます。そういう場合もありますが、もっと根本的な部分で改善は可能です。
その根本的なものというのが”姿勢”です。
と言っても「背筋を伸ばす」「胸をはる」というものではありません。その逆。だらりとリラックスして過ごすということが日本人にはできてなくて、それがむくみの原因を作っています。
以下の2点を改善できると、むくみはあっという間に楽になります。
【むくみの原因】
1)体液を押し流す力が不足している
2)筋肉の緊張が強すぎて体液が流れない
むくみというのは体液の循環不良です。病気が原因の場合をのぞいて、この2点を改善すればむくみはあっという間に楽になります。
■思いもしないことでむくみを作っている
先にも書きましたが、「胸を張る」「背筋を伸ばす」という動作がむくみの原因を作っています。
世間一般的に「良い姿勢」といわれることが原因だなんて想像できないですよね。この文章を読みつつ思考がシャットダウンして離脱する人も多いのではないかと思います(笑)
では、解説していきますね♪
■体を広げることでお腹の圧力が低下する
胸を張る動きは体を広げます。上にも横にも。この動きでは肋骨が広がり胸郭が膨らみます。
肋骨が広がるということは、内臓が収まっている空間(胸腔・腹腔)も膨らむということです。
膨らむことで内臓を押す力が弱まるので、内臓へかかる圧力が低下しますよね。
内臓には多くの血液など体液が流れ込んでいます。
肝臓、腎臓、その他臓器で様々な処理をするために体液が集まってきます。これらの体液を全身へ押し流す力が必要です。内臓へかかる圧力で全身へ体液を押し流しているんです。
内臓へ圧力をかけると機能が低下するという説もありますが、自然界の動物を見ると常に内臓に圧力をかけています。
私たちも丸まって寝ても心地よいし、お腹の調子が悪いと丸まっちゃいますよね。自然と丸まるのはお腹に圧力がかけたい本能的な反射だと私は考えます。
■筋肉を常に使うことで循環不良を起こす
胸を張る、背筋を伸ばすという良い姿勢をどこか気にかけて生活していますよね?
この姿勢は体を情報へと持ち上げる力を常に使っています。
主に以下のことで筋肉を緊張させ続けます。
・背筋を伸ばす
・肩甲骨を寄せる
・脚を閉じる
背中や腰、胸や肩・首、太ももなど大なり小なり全身の筋肉を緊張させることで姿勢の維持を行うことになります。
筋肉が緊張することで毛細血管やリンパの流れ道、細胞間の隙間すら圧迫して体液の流れ道を塞いでしまうのです。
結果としてむくみを生み出してしまうことになります。
これまでのことを踏まえると、この女性のように丸くなって休むことで、内臓への圧力が高まると同時に、全身がリラックスして毛細血管が開いた状態となるのでむくみは改善しやすくなります。
一般的に脚の筋力などとも言われるので、とても信じられないのではないかと思います。
とはいうものの、むくみのひどい人はこれだけでは改善がなかなか難しいので、対策方法を詳しく見てみましょう。
■改善策1 マッサージで流れをつくる
丸くなればいいと言いつつ、最初にマッサージをお伝えします(笑
すでにむくんでいる人は、とりあえず流さないときついですからね。
●大切なのはお腹の柔らかさ
むくみ対策で必要なことはお腹の柔らかさです。お腹の柔らかさは腹腔内の体液がスムーズに流れている証拠。お腹を指でぐ〜っと押していって固い、痛い、嫌な感じがすると言うのは循環不良を起こしています。
●体育座りや丸くなって、ただ呼吸をしておく
先ほどのような猫や丸くなってる女性のように小さくなって10分ほど呼吸をしているだけで、お腹の硬さが変わってきます。寝てやるのか座ってやるのかは自由。
1日の中で状況をみながら差し障りなければ小さくなって過ごしましょう。
自宅でテレビをみている時やくつろいでいる時に無理して背筋伸ばす必要なんて全くありませんからね。
それだけでむくみを流す下準備ができます。
●太ももやふくらはぎを揺らす
血液やリンパ液などの体液は筋肉が揺れると流れます。なので、太ももやふくらはぎに力が入らない状態で座ります。あとは両手を使ってゆさゆさと揺さぶりましょう。
まずは片足、2〜3分と時間をかけなくても大丈夫です。さささーっと筋肉を揺らしてみてください。
片足が終わったら立ち上がって足踏みしてみてください。足の軽さを感じればOK!続けて反対の足をやってみましょうね。
このお手入れを週に2〜3回位さささ〜と時間をかけずに行ってくださいね。
■改善策2 体を縮こめる
前述の体育座りも含めますが、お腹の空間を狭めるために体を広げないようにします。
一般的には左で座って、右のように丸まることは猫背で嫌だというふうに拒否ってしまいます。
でも、この2つを比べた場合、どちらが楽だと思いますか??
右ですよね??
右は筋力ではなく骨で体を支えているので、力を抜きやすい状態なので、体液循環を助けます。
気をつける点としては
・力を入れて丸めるのではなく、重力に任せて脱力します
・太ももも閉じると緊張強くなります。
TPOに配慮して取り入れていってくださいね。
■改善策3 立ち方を変える
日本人に一番お生い立ち方をご存知でしょうか?
ちょっと極端ですが、腰を前に突き出して反った姿勢です。
つま先重心
反り腰
お腹ポッコリ
特に、つま先重心の場合、全身に力が入って脱力ができなくなるため、かかと重心へと立ち方を変えていかないと行けません。
立ち方については難しいので別途お伝えしますが、大切なのは「かかと重心」です。
小さく丸くなり、ダラっと緊張を緩めて過ごすことでむくみは改善していきます。
日々悩まれている方は取り入れてみてくださいね。
整体院ゆじゅ 高松 伸裕
宮崎市中村東3−3−2
TEL : 0120-992-194
----------------------
ホームページ : https://seitaiyuju.com
twitter : @seitaiyogayuju
メルマガ : https://resast.jp/subscribe/33101/1172794
WEB予約 : https://resast.jp/page/reserve_form/8145
いただいたサポートは皆さんに還元できるように勉強やクリエイター活動に使わせていただきます。 ありがとうございます!