言葉を伝えるということ。~人として占い師として~
こんばんは、yui yumeoriです。
センシティブな内容かもしれませんが、言葉を使う仕事として
書いておきたいと思った事があります。
Twitterの方に書いた事とは別の話です。
「女性は子宮で考える」この言葉は、今も使われている事を
知って驚きました。
私自身、数年前に子宮体がんで子宮、生殖器は全て摘出しています。
子宮が無い状態です。
子宮を失って、
感性までも失われているのか?というと、音楽や映画に感動もしますし
鑑定の際にも、お辛い気持ちなどの痛みは感じやすいです。
歌という趣味で歌詞を表現もしますし、
理性的に物事を考える事も出来ます。
子宮で物事を、
考えてはいないのです。
私は、
ガンを隠してはいません。
しかし、
「隠さない」「隠したい」気持ちは人それぞれで、
その気持ちは大切にしなくてはいけないことです。
隠したい気持ちに年齢は関係ありません。
がんになった際、若い方にガンが増えている事を知りました。
私の年齢でも、命は助かるとしても喪失感があるものです。
「女は子宮で考える」というのは、どうでしょう、
子宮を摘出しなければならなかった
気持ちを、
喪失感をより深くしてしまうのではないでしょうか。
私自身、同業の方に
がんの報告をした際に
非現実な言葉が返ってきて
「え?」と思ったこともありました。
様々な場面で
この言葉は使っていいのだろうか?
この表現は相応しいのだろうか?
を考えることは
日常でも、鑑定でも、必要であり大切な事だと思います。
人は現実を、生きています。
その現実を辛くさせる言葉は、
人としてもですが、
占い師は特に気をつけないといけないと思っております。
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