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本当の東京って?

東京人としてのアイデンティティは父母両方の祖父からの影響が大きいかもしれない。
昔から東京に住んでる家系にありがちなのが旧東京市の市域が東京と呼べるところで、23区の一部は今でも東京と認めてない。戦後生まれなのになぜ?って思うけど。
練馬や杉並、中野、リッチピープル世田谷も祖父や父から見れば元々農村あがりなんだとか。まぁこんな話ばかりになっちゃうとIQの低そうな某港区民みたいになってしまうからこの辺にしておくとして、祖父曰く都電があちこちで走っていた1960年代が本当の東京だという。かつて港区麻布にあった霞町という地名は今でも東京人としてのアイデンティティが詰まってるらしい。

だけど、私にはこれが本当の東京と呼べるものがまだない。港区で生まれたけど愛着はあんまりないし、一番長く過ごした新宿も同じく。
強いて言えば、日本橋や神田とかかなって思う。東京っていうよりは江戸が残っているところが私にとっての東京なのかもしれない。一番長く過ごした新宿も確かに東京なんだけど、高層ビル群だらけだからかそこまで興味はなかった。新宿や渋谷、表参道の写真をほとんど撮った事がないのもそのせいかもしれない。
中央区日本橋界隈や千代田区神田はまだ古い建物が少し残っていて、超高層ビル群ばかりなのもうざいのでこういう古い建物が残っていると応援したくなるよね。京都や奈良と比べるとしれてるんだろうけど。

あとは日本橋の上を通っている首都高が地下に潜れば本当の江戸東京の景色が復活するのでそこはちょっと楽しみにしてます。

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