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2017年10月日記6 硝子細工の如く稽古日記

10月某日

 稽古! そしてスズナリに月刊根本宗子「スーパーストライク」を観にいく。長井さんって素晴らしい。彼女を観るとすかっとする。

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10月某日

 自主稽古。

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そして肉山へ……

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10月某日

 稽古場では海鮮系スナック菓子が大人気。高佐さんは2種類の海鮮スナックをいっぺんに口にいれていた。感想は「うーん、シーフード」。

 稽古の後、下北沢で泉水くん、大久保くん、上田くんと打ち合わせ。打ち合わせなのにすごい美味しそうな洋食屋に入る。仕事がある泉水くんが帰り、3人で2軒目へ。お店に入るごとに「いい店っちゃね~女の子と来たいわ~」と大久保くんが言うので、なんなんだ、と思う。

10月某日

 ラジオCMのお仕事のため、都内で一番好きなスタジオへ行き、グランジの五明さんに久々にお会いする。初めて会ったのは京橋花月の月刊コント。本番の五明さんの迫力がすごくて、ふるえたのを覚えている。

 シューレスジョーさん、伊藤真奈美さんと一緒に楽しいオフィスの設定でCM。M田さんいつもありがとうございます。ナレーションのキクチリョウタさんは妹とつながりがあるそうです。生きてるとつながること多し。楽しい現場~。

 劇団せきしろの稽古場見学。通し稽古の暗転中に野田さんがお菓子を食べたのを私は見逃さなかった。本番が楽しみ。


10月某日

 高木珠里瓜生和成2人芝居「ランタナ」を観る。珠里さんのポテンシャルを堪能。最初のシーンのNTL感にしびれた。

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瓜生さんの女性役の味わい、あれは何。すごくいい。なによりシスターフッドあふれるシーンが最高だった。松本哲也さんの作品でも上位に入る好きさでした。
「ブルールーム」で共演した干城がいて話しながら帰る。


本社で夜稽古。徳橋みのりちゃんから「本社とは……?」と連絡がきたので、2人で稽古場入り。そうか、本社って言われてもすぐわからないよね、と初心に返る。



  帰り道、佐久間さんがずっと「雨がやんで嬉しいな~」「街がきれいですよね~」と言ってて、こんなに他人の心を洗うひと、見たことない! と思った。わたしも負けじと素敵なことを言おうとして
「コンタクトレンズしてるときにものすごく泣くと、目とレンズの間に……」
と話し始めたら、佐久間さんは
「え、怖い話!? ぜったい怖いやつですよね?!」
と怯えだした。目のなかでコンタクトが溶けるとかそういうのだと思ったらしい。言いたかったのは、コンタクトして めっちゃ泣いた後に夜景をみると、レンズと目の間に涙がたまってるから一層きれいに見えるんですよ、という話で、わたしはそのことを19歳のときの大失恋で知りました。今でも思い出す品川の夜景。菅原泉ちゃん、あのときは実家にいっぱい泊めてくれてありがとう(これ読んでたら連絡ください)。

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10月某日

  劇場MOMOの上の稽古場で、スタッフさん含めての通し稽古。朝からだったので、A先生がみんなにいなり寿司やパンを差し入れしてくれる。溜口さんはカレーパンを2回食べていた。佐久間さんが大きいため、衣装が小さくてどうしよう……という事態に。そこへ徳ちゃんから「背中を切ればいいんですよ」と鮮やかな解決策が! ぱっくり切って、編み上げるといいらしい。
 お昼はキャスト全員でお蕎麦屋さんにいく。お座敷が旅館のようで、旅気分を味わう。ずっとなごやかにおしゃべりしているいい座組。A先生がごちそうしてくださった。ありがたい。

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10月某日
初日。
緊張しました! 初めての劇場はやっぱりどきどきする。初日なので自分にご褒美で、東中野のガストロパブBespoqueに行く。超大事なお店。

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*追記*2020/11/13
佐久間一行さんのピュアさに触れ、本当に心が洗われていた2017年でした。影響を受けて、なるべくいい言葉を使おう、やさしい目で世界をみよう、と試みたりして。
「硝子細工の如く」チームはみんな真面目でシャイでちょっと変人ばかりだったので、男女混合のチームでも変な感じ(大学生のサークルみたいなノリとか)になることがまったくなくて最高に居心地がよかったです。









日記が好きなので書き続けているわけですが、読んで、面白がっていただけたら、それほど嬉しいことはありません。いつもありがとうございます。