面接と仕事について

おはようございます。
今日は仕事についてお話していこうと思います。
え?FitBoxingはどうしたって?一応まだ続けていますが、仕事が忙しく、出来ていない状態です。
と言うのも先月の中旬に就職が決まり、今日まで約一か月間頑張ってきたのですが、とうとう限界が近づいてきたので色々愚痴じみた豆知識をばら蒔こうと思います。

「辞める前に立ち止まって考えて!後悔するよ!」は、引き止めたいだけの嘘

就職すると大抵の就職支援センターの担当者や、会社の同僚、上司、家族、友人。
と、あらゆる方面からこのような言葉を聞くことが多いのではないでしょうか?
50代の先輩ともなると「昔はもっとブラックな会社がいっぱいだったよ。それに比べれば全然いいよ」とか言い出す人もいるでしょう。
もちろん、これらの中には純粋なアドバイスであることがあります。
しかし、考えてみてください。
その職場で、会社で、耐えて仕事をするのは誰ですか?
そう、全て自分自身です。
本当に耐えられないようならすぐ辞めた方が良いでしょうし「勉強時間は残業じゃないから」などと言って会社の中に残って勉強させるような会社は、もっての外です。
もし辞めるかどうかで迷っているのなら、求職活動をしながら退社手続きも同時進行させるか、一度立ち止まって、会社から不当な扱いを受けていないかを調べてから行動に移すのが良いかもしれません。

人材育成が下手な企業は、ブラック企業体質である危険性が高い

ブラック企業は人材育成が下手である危険性が高いと思われます。
と言うのも、ブラック企業は常に過剰なノルマを課せられます。
売り上げを伸ばしつつ、現在の顧客も逃がさず…と、決まってこう言った会社の取締役や管理職はこう言います。
「もっと利益が出ないと人を雇うことはできない。」
つまり、多くのノルマを課せられ、限界が近いと言うのにも関わらず「救援」そのものである人材は増やせない。
常に背水の陣で戦い続けろと言われているようなものです。
この場合、蟲毒のように強力な一個人を育て上げることは可能かもしれませんが、それはその戦いに勝ち続けられればのお話です。
大抵が蓋を開けたときには死んでいます。
つまり何も残らないのです。
「よーし!頑張るぞー!」と意気込んで来てみれば、知識皆無で即戦力を望まれ、ほぼ毎日、自分が請け負う業務が増えていく。
こんな状態で「もっともっと自分は力を伸ばすことが出来る!」
なんて考えられるのは、ドMだけです。(多分)

ブラック企業は社会に寄生する会社

ブラック企業は個人の暴利を貪るため、もしくは何としてでも事業を成功させたい。と言うギャンブル性の強い思いから知らず知らずのうちに、従業員を苦しめ続ける企業です。
なぜ社会に寄生する会社なのか
ブラック企業で働けば、働いた方々はほぼ確実に心身を害してしまいます。ぼろ雑巾のようにボロボロになるまで使い続けられ、気が付いたら退職を勧められ、気が付いたら社会復帰が難しくなっている。
しかも、その時には財産を失い生活保護を受けているか、そうでなくとも精神を病み、精神科に通う日々を送るかのどちらかでしょう。
ブラック企業がブラック企業として存在する限り、そう言った名目で税金は使われていきますし、本来有能だった人員も失われていきます。
ブラック企業は国にとっても、国民にとっても嬉しい存在ではないわけです。

就職活動の不安は大半が杞憂

自分がいざ仕事を辞めようか迷ったとき「社会からどう見られるかが怖い」だとか、「こんな自分が就職活動をやって受け入れてくれる会社はあるのだろうか?」と不安を感じる方が大半なのではないでしょうか?
それらは自己暗示であり、他人からの軽度の洗脳状態だと思った方が良いです。
かく言う私も、その一人でした。
ところが会社都合で退社せざるを得ない状況になると、考え方は180°変わりました。
と言うのも、退社した後に面接を色々受けてみたところ、5割程度の確率で合格通知を頂くことが出来たからです。
もちろんこれは、事前に質問内容に対する回答案をしっかり練り上げていた。と言うことが大きいでしょう。ですが裏を返せば、よくされる質問集などをネットで漁って、それに対する回答案を作り込んでいけばいけばいいだけなんです。
そして回答案は丸暗記する必要などありません。
この質問に対しては、これを題材にして、このような流れで、自分なりの言葉で簡潔に回答しよう。と考えることが大切です。
また、現在どこの企業も働き手が少なく困っている状態が続いているため、企業も人員を選り好みすることはありますが、それでも内定確率は高い方だと感じています。
ちなみに働き手が不足する原因ですが、起業を試みる方が増えていることと、フリーランスで食べていける方が増えていることにあると感じています。

面接でよくある質問と意味

・健康状態は良好か
→健康でなければ雇ったまではいいとして、病院通いや休みがちな勤務状況だったなんてことになれば会社は困ってしまいます。言わずもがなですね。
・勉強しなければならないが、どうしても苦手な内容だった場合、どのように乗り越えるか
→問題解決能力がどの程度かを測るための質問である場合がほとんどです。
解決が難しい状態に陥った時、どのように乗り越えるか、また、独自の発想で乗り越えた経験があるかなど
・ストレスがたまる場面はあるか、また、その場合どうしているか
→ストレス発散を自身で行えているか、発散方法を見つけられているかを問われています。ストレス社会と呼ばれる現代では必須能力です。
・会社を辞めた経緯
→こちらについては簡単な話で、入社したとして、すぐに退社する危険性の有無を探っています。前の会社で人間関係が~とあれば、入社後にやはり人間関係のもつれで退社の危険性を孕んでいることになります。中途の方は注意してください。
・志望動機
→これに関してはそのままの意味であることが多いですが、極稀に会社に明後日の方向に期待を抱いていないかを探るための質問である場合があります。と言うのも、退職理由として挙げられているものの中に「仕事の内容が思っていたものと違ったから」と言った理由があったりするためです。
・給料について
→求人票の額から相違がある例は少ないので、しっかりその部分を確認した方が良いです。が、給料の額に要望を伝えるのはご法度であると考えてください。会社側からすれば「だったらもっと良い求人票探せば良いじゃん」となります。
・質問などはありますか?
→会社の仕事に興味を持ってもらえているかを問いている場合もありますので「内定を頂ける前提でのお話となってしまい大変恐縮ですが、勉強しておいた方が良いものはありますか?もしくはお勧めの本などあるでしょうか?」などと質問を入れるのが無難です。特にありません。でも問題はありませんが、少しでも意欲があることを伝えた方が良いでしょう。
・賞罰の有無
→表彰されるような経験や、犯罪経歴の有無の確認です。PC整備や各種設備のメンテナンスを請け負っている企業の場合、この質問はほぼ確実です。と言うのも犯罪経歴のある者を出張先に入れたくないと言うお客様の声を優先するためです。
・前職での業務内容
→純粋にどのような仕事が得手不得手かを知るための質問である場合もありますが、どのような視点や信念を持って仕事をしていたかなどを探るための質問である場合もあります。学生の場合、どの教科が好きだったか、部活にはどんな想いで取り組んだかなどを問われる場合があります。理由は同様です。
・自身の長所と短所
→自己分析が出来るタイプかどうかを知るための質問であったり、短所をどのような形でカバーしているか、長所をどのような方法でさらに伸ばそうとしているかを知るための質問でもあります。(※長所と短所は表裏一体などと言ってどちらも同じものを挙げようとする方がいますが、それは長所と短所を合わせてプラマイゼロにしてますと言っているようなものですので非常に悪手です。)
・最近興味関心を持ったものはあるか
→好奇心の有無や考え方の方向性を確認しています。ニュースを見て今の政治に~なんて回答はご法度です。一応企業は、そういった政治に関する質問をしてはいけない決まりがあるのですが、そう言った回答をしてしてしまうと、質問しても良いですよ。と言う誘いになってしまう場合がありますので避けるのが妥当です。趣味の話をするのが無難かもしれません。

「質問に答えるだけ」は危険

面接での質問にただ答えて終わりと言う方が時々いますが、それは数学の計算問題で答えだけを書いているようなものです。企業側が知りたいのは答えでもありますが、そこに至るための考え。同様に数学で言うのであれば、その答えに至った計算式を知りたいのです「なぜその考えに至ったのか、なぜその回答をしたのか」をしっかり伝えましょう。

身だしなみは大事

「優秀なら見た目なんて気にしない」なんて考えを持っている方が存在しています。残念ながら人は最初の見た目で7割方印象を決めてしまいます。身だしなみが整っていないと、なんかだらしのない奴が何か言ってる。程度に流されてしまう危険性があります。開始時点からマイナス評価なんです。こうなってしまうと、余程の話術がなければ挽回できません。身だしなみは整えていきましょう。

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