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【息子の中学ゆる受体験②】小3~4 算数by完全個別指導塾T

まず個別指導塾にしてみたワケ

集団塾にしなかったのにはいくつか理由があるものの、いちばん大きな理由は、当時の学校の担任から「息子さんは学校で寝ちゃいますね…」と面談で言われたこと。

この当時の息子は、集団授業だと集中できないタイプ。
小さい頃からおとなしい男子だったが
おとなしい=ボーッとしちゃったり、夢中で爪を噛んでいたりと、
意識がアッチの世界へ行っている性格だった。

こんな性格の息子が、Y谷やN能研などに行って良いテキストと環境で
「これぞ中受!ガンガンいこうぜ!!」
な授業を受けても
なかなか実りがたいというか…
「結局、聞いてなければ数時間座りに行っているようなものなのでは…?」
との考えに至ったわけだ。

そこで、息子は完全個人指導塾で中受もカバーできそうなTへ、まずは算数だけ行ってみる事にした。

個別指導で分かったことは勉強以前のことだった

今思うと、初めに門戸を叩いたのがここで良かったと思う。

というのも、
数年たった今でも鮮明に覚えてる。
通塾2回目くらいで指摘された
「息子さんはカタカナや漢字の書き順が違いますね。今後関連する漢字が覚えにくくなってしまいます。」
「息子さんは計算の途中式を全く書きませんね。これでは見直しが出来ません…」
という塾からの言葉。
思わず膝を打ったね。

つまり当時の息子はおそらく学校の授業を真面目に聞いておらず、
片耳くらいで聞いてある程度分かったら
その後は自己流で進めちゃう…という
「The 大雑把」な性格が見事にあぶり出された。

おそらく指摘されなかったらさして気にも留めないまま進めていたと思う。
未だにこの雑な性格とは付き合っている。
漢字も汚いし、途中式もかなり雑だけど
本人も認識して「気をつけよ!」ってことを言うようになった。
勉強ってまずは丁寧さが必要!ということに気づけたのが一番の収穫かな。

そのほかにもここでは
・授業中、塾でのトイレが長い(トイレの中で寝てるかアッチの世界へ行っている)
・わからない時は見事に停止している。(考え中ではなく単に固まって打破する方法を見つけない)
・ノートの使い方が壊滅的に悪い(これは今もだけど…)
など、授業以前となる「学習への取り組み方」の指摘をホント数多く受けた。

それでも1年ちょい通ったら算数は最終的に偏差値50程度は行けた。

つまり…
面倒くさがらないで、寝ないで、真面目に向き合えば
伸びしろがあるのでは…?
…つまり、やればできる?
(親ばかか?)
と思ったのです。
のちのちこの予想は当たらずとも遠からずな感じになった。
伸びしろは、まああった。

でもコスパと孤独に負けた…

きめ細かい指導で、目の付け所が全く違ったのでかなりためになった良塾だったけれどいかんせん予算が追い付かなかった。
算数だけの1科目で4-5万円だったかな。国語も増やすと倍。
さらに理社は集団しかなくて
個別でやると「×教科数」くらいまで膨れまくることがわかった。

あと立地。自宅からバスで15分程度だったのですが、
当時の息子にはこの距離が長くて長くてたまらなかった。
とにかく、寝すごしまくってた。
そして、終点まで下ろされ親迎えだったり。
寝たまま戻ってループするということが何度あったか。
授業90分に対して、通学往復3時間とか普通にかかっていて
さすがに無理があった。

また当時中学年だったからか?
月一で行われた確認テストの参加者が少なくて
あまり高くないモチベがより下がったってのもある。
毎回、授業を受けている算数ですらドンケツを走っていたので
息子自信も「俺ってバカ?」って思っていたかもね。

もっと我が家に経済力があって
私に送迎の時間があったら絶対良かったと思う。
ぶっちゃけここはSやYの生徒さんの補習や底上げの個別としても
使われたりすることもあるそうなので先生の質もかなり良かった。
中受どうこうの前に勉強の仕方を学んだ。
ありがとう、T。

とまあそんなところ、たまたま姉が通塾していた
近所の小規模個別塾の営業を受け
かなり融通が利きそうなところにやられ…
小5から転塾をしてしまったのです。

続く。

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