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(超ショート小説)みーつけた…

俺にぶつかる勢いで走ってきた男は蒼白な顔で背後を振り返りつつ 怯えて駆け抜けていった 数秒後に俺の脇を視えない何かが通り過ぎてミュールが駆ける音が遠ざかる 半年前の通り魔殺人の看板 なるほどね 逃がすなよ 苦笑で呟いた

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