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フェルミ推定 Vol.1 「韓国の年間日本人旅行客数」

はじめまして。

このnoteでは、職場の先輩に指導してもらっているフェルミ推定・ケース問題に関するインプットをアウトプットするために、

 ①もらったお題をどう解いたか

 ②それに対してどんなツッコミ・フィードバックがあったか

 ③得た学びは何か

をさくっとまとめていきます。

職種がマーケなので、あくまで目的はマーケティングの仕事に学びを役立たせることです。マーケの仕事では、仮説立案と検証を繰り返し、PDCAを回して最適解を探っていくような場面が多々あるので、きっちりと成果を出すためにはどんなActionが必要なのか、論理的に思考できるようになるための訓練だと思ってやっていきます。


ちなみに、職場の先輩のカンタンなプロフィール:

『東大法卒→外資系投資銀行勤務→教育系NPO立ち上げ・CMO→Yale大 MBA取得→現在の職場』

とまあ、経歴からも何と無く想像できる通り、とにかく頭の回転が早くてすごい仕事のできる人です。ということで、今の会社にいる間に、この人の知識やノウハウを可能な限り吸い取ってやろうと思います。


では早速、【フェルミ推定 Vol.1】のお題にいきます。


「韓国の年間日本人旅行客数」


では、まずは自分で解いてみます。


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・・・


①もらったお題をどう解いたか


結論:約380万人


まず、韓国にいきたい人の数、つまり需要量を考えるよりも、そもそも韓国にどれだけの人が”行ける”のか、つまり供給量を考えた方が楽そうだなと思いました。となると、メインの交通手段は飛行機だなと思い、

「航空会社1社あたりの年間の飛行機の便数」 x 「経路数」 x 「航空会社数」 x 「1回の乗客数」x 「そのうちの日本人率」 x 「そのうちの旅行客率」

という式で求めることにしました。あとは、韓国に旅行に行った時の感覚や記憶を織り交ぜながら数字を当てはめていきます。


まず、「航空会社1社あたりの年間の飛行機の便数」は、繁忙期とそうじゃない時期を平均して1日1本、年間で365本とします。

「経路数」は、国内の主要都市(東京、大阪、名古屋、福岡、札幌など)と韓国の主要都市(ソウル、釜山など  それしか咄嗟に浮かばなかったw)の、5都市 x 2都市の10経路としました。

「航空会社数」は、旅行の時に空港の電光掲示板をみたときの記憶から、だいたい10社くらいだろうと推定。

「1回の乗客数」は、機内の座席数が、通路挟んで3人掛け席が2つ x 50列くらいと仮定すると300席なので、人気の観光地だし、全て席が埋まっているという想定で300人としました。


ここまでで、年間に日本と韓国を飛行機で行き来する人の数がざっくりと出ます(数字があっているかは置いておいて..)。


そしてそこから、「そのうちの日本人率」と「そのうちの旅行客率」を考え、全体の数字を絞っていきます。

「そのうちの日本人率」については、日本から韓国に仕事や旅行で行く人と、日本に仕事や旅行できていた韓国人の半分半分と仮定し、50%としました。

「そのうちの旅行客率」は、前回の旅行時の記憶で70%としました。


これらを計算すると、

365 x 10 x 10 x 300 = 10,950,000人(年間に日本と韓国を飛行機で行き来する人の数)
10,950,000 x 50% x 70% = 3,832,500人


答えは、約380万人となります。



②それに対してどんなツッコミ・フィードバックがあったか


つっこまれたことは主に以下の通り:

・そもそも飛行機以外の交通手段は?
・主要都市で考えるなら、もう少し網羅的に洗い出した方がいいね
・旅行客数って、そもそもシーズンごとに波あるよね。期間を区切って数字出したら?
・日本の航空会社と韓国の航空会社で絶対日本人利用率違うよね。航空会社で切って考えたら?

などなど。

確かに、ツッコミどころ満載でした。。。


③得た学び


今回、自分はこのお題をやる直前に韓国旅行に行っていたので、正直結構感覚で乗り切ってる甘い部分がありました。

もし自分が韓国に一回も行っていなかったらもっと数字を起きにくくなってたと思うし、そもそも韓国にいったことがない人にも納得感のあるような説明ができないとダメです。

なので、数字を仮定で置くときは、もう少し軸を増やしてセグメントを切り、その上で数字を考えた方が妥当性は上がるなと思いました(ex: シーズン中かどうかで旅行客数違うよね など)。

正直、供給アプローチで考えればええやん、って思った時点で、ある程度考え方に満足しちゃって、そのあとのプロセスが雑になっちゃってました。反省です。

次回はもっと突き詰めて考えられるよう、自分にもっと批判的になっていこうと思います。あと、「みたものが全て」という考え方は危険なので(今回の場合は、自分が韓国に行ったときはああだったから と、自分がみたものだけを鵜呑みにしてしまうこと)、もっとGeneralな考え方ができるようにしたいと思います。


それ他にも、何かコメントやアドバイスがある方は、是非是非お待ちしております!!

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最後までお読みいただきありがとうございました!

こんな感じで、週に一回くらいのペースでUpしていきたいと思います。

それではまた次回〜