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音楽AIについて調べてみた

最近初音ミクをお迎えしてせっせこ絵をかいたり動画を作ったり音楽を作っていました。

そんな風に自分の創作活動に少しかまけていたら、イラストAIだけでなく音楽についてもいろいろと発展してきているという情報があちこちで流れているので情報収集からしてみました。

Jukebox

最近界隈を騒がせ続けているChatGPTのOpenAIが研究している音楽モデル。

サンプル音源を触っただけですが、それでもすごいですね。サンプリング音のまだ若干のチープさや、少し何を言ってるかわからない感じも、今でもそれを生かして何か映像のBGMとかに使えそうかなぁと思ったりします。

FIMMIGRM

日本語で使えるというのは大きいですね。翻訳ツールなどを利用するなど逃げ道はありますが、やはり母国語で利用できるのはメリットですね。

音楽ジャンルとBPMを入力するとサンプルを作成してくれます。

自分は全く音楽のジャンルの引き出しがないので、こういったもので曲の骨を作成して、つけ足していくという方法にも使えそうです。DAWにインポートして利用することもできるのもとてもポイント高いですね。そんなに金額も高くないので使ってみたいと思います。

AudioGen

楽曲作成というよりも現状は効果音作成に重きが置かれているようです。いまこういった効果音を利用する場合は〇〇stock系で探して利用するというケースが多いですが、こういったツールが主流になると「探す」というステップではなくて、いくつか作った中方「選ぶ」という形になりそうでとても興味深いです。

SOUNDRAW

これもFIMMIGRM同様日本語の利用ができ、曲を作成してくれるという点では似ています。

試しにサンプルを作ってみて驚きました。

選択するとサンプルがザーッと何曲も作成されるのに、さらに編集もできます。ニュアンスとしては1個のサンプル内にLow、Meddium…とブロックを作成して組み合わせるようです(Lowで何パターンもあったりするわけではない)。
ザーッとしたバッキング的なものを作ってもらって、上物はこれに対して使っていくと楽しそうです。自分の中からは出てこない音楽を作ることができそうです。それに1曲内のパターンが少ないとはいえ、1:30程度の曲なら十分使えますし良さそうです。あと1分程度のBGMを使いたいとなったときに、今ならDOVAなどで探していますが、さくっと作ってくれるのもいいですね。

年払い限定で1月あたり1650円。年中曲を作っているわけではないので年払いはコストですが、遊び道具として月1650円はありかと思います。

Amper Music

とりあえず会員登録をしてはじめて見ました。

こんな感じで曲を作っていくことができます。

さらに作成した後に「もう少しこうしたい」ということがあれば、使っている楽器を変更して再度作成し直すこともできます。

APIも公開しているので、例えばゲームのBGMをリアルタイムで作成して同じ曲が流れ続けることのマンネリ化といったことを防ぐこともできるかもしれません。

Amadeus Code

楽曲制作としてはとても使い勝手がよさそうです。メロディラインのサンプルなども提供してくれるようで、SoundCloudに上がっているサンプルも結構よい品質でした。
月額3500円とほかのサービスと比べると少し高額ですが、それでも1カ月くらい使ってみるのもよさそうです。
少しためしに登録していじってみようかと思い、下のリンクをクリックしたらURLエラー(おそらくjpが邪魔してそう)。

少し静観ですかね。

MusicLM

ちなみに日本語ブラウザでMusicLMと検索するとMusicFMなるアプリの情報が腐るほど表示され(本物とかなんかそんな記事ばかり。FMラジオで流れた音楽を無料で聞くサービス?。さらにGoogleってつけてもスマホアプリなのでGoogle PlayでのMusicFMが。””をつけないとまともに検索できないし、検索結果も結構地獄)

まだ一般公開はされていないようで、論文とサンプル音源を聴くことができる状態にとどまっています。
クオリティもしっかりしています。

Text-to-Music、Img To Music

Hugging Faceに公開されているものがありました。

ちょっとこれはまともにいじってみたいと思います。

まとめ

GoogleのMusicLMはとても楽しみです。テキストベースでの処理ができれば、当然テキストを打って音楽作成をすることもできますし、Image to Textが結構高精度のものがすでにあるので、テキストから音楽生成ができればイラストからの音楽生成も可能。
以前個人的に作成しようとしていた、本を読みながらその本の内容や読む速度にあったBGMを自動生成してくれるようなアプリ作成ももう近いところまで来ていそうです。今ならもう少しハードル低く作成できそうなので、夏くらいに作ってみても面白そうかなと思いました。

もし何かの参考になったーという優しい方がいましたらこちらの動画再生していってくれると嬉しいですー。


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