10年ぶりに英語の勉強を始めるまでの話
わたしが最初に入社したのは、日本の大手企業で、特に業務で使うわけではないのに、毎年TOEICやCASECといった、英語のテストを受けさせられていた。
特に思い入れもなかったので、数日前から軽く英単語をパラパラとみる程度で、適当にテストを受けた。
結果が返ってきた日に少し飲み会でネタにされるくらいで、毎年毎年成績が下がっていっても、全然気にならなかった。
その間にも、英語圏を旅行したりはしていた。
何なら、ツアーじゃなくて個人旅行で、観光地をまわったりもした。
身振り手振りを交えながら、チケットの枚数とか、レストランで食べたいものとか、そういう類のものは伝えることが出来ていたし、相手の言っていることが100%理解できなくても、「Thank you」と笑顔で言えば、分かり合えた気がしていた。
でも、旅行中にちょっと体調が悪くなってしまって、病院に行かなければならないときに、それを正確に伝えることができない。
飲み放題プランを頼んだはずなのに、会計のときにドリンク代が別で請求されていて、間違いだと思うのに、どう言えば良いのか分からない。
現地のガイドツアーに参加して、自由行動になったときに、再集合の場所と時間をしっかり確認したはずなのに、間違えて認識していて、
時間に遅れてしまう。
悲しいけれど、わたしの英語力はそんなものだった。
これではいけないなあ、と思いつつも、「もっと英語ができるようになりたいなあ」と、ぼんやり思っているだけで、何も行動に移していなかった。
そんな中で、転職したりして(転職の話も一度整理して書いておきたいけど、それはまた今度)、英語を使う頻度が、ぐんと上がりそうだぞ、という状況になった。
時を同じくして、わたしは、最所あさみさんのnoteと運命的な出会いをする。
英語を勉強し始める者にとっては、非常な有名なnoteが、こちら。
留学しなくても、日本にいながらにして、英語は上達できるんだ、と、希望の光がみえた気がした。
勉強アイテムについても、詳細な記載があったので、早速アプリをダウンロードしたり、Kindleで調達したり、英語を勉強する準備だけは、あっという間に完了した。
でも、やっぱり、できない。
TED のアプリなんてすごく画期的で、今の時代はこんなふうに勉強できるのか!と感心しきりだったのだけれど、最初に聞いたスピーチが流暢すぎて、全然聞き取れなくて、一瞬で嫌になって、すぐに挫折した。
そんなときに、この#EnglishChallengeというオンラインコミュニティに出会った(運命的な出会いその2)。
最所あさみさんのnoteでも、紹介はされていて、実は、2ヶ月くらいずっと気になっていたものの、もじもじして、なかなか参加できずにいたのだった。
でも、ある日突然、本当に突然、「ここでやらなかったら、このまま一生英語の勉強をせずに終わってしまう!」と思い立って、急に申し込んだ。
ダメでも3ヶ月限定のコミュニティだし、なんて、自分に言い訳しつつ、2期生として、仲間に入れてもらった。
それが、今年の7月のこと。
結論から言うと、あのとき、#EnglishChallengeに入ろうと決心して申し込んだ自分を褒めてあげたい。
自分の人生の年表をつくるとしたら、コミュニティに入る前=BC、コミュニティ参加後=ACと名付けたいくらいに、明らかに行動が変わった。
とにもかくにも、この出会いをきっかけに、わたしは約10年ぶりに、英語の勉強を再開したのだ。
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