![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9999625/rectangle_large_type_2_fe052e2a2a448be688e42b645e2a9959.png?width=800)
猫の食器事情
猫の食器、いろいろ悩みます。
我が家の子猫たちは、目下成長真っ盛り。いろいろ試行錯誤している中で、現在までに使ってきた食器と、その使い心地について書きたいと思います。
結論から言うと、現在使っている食器は、高さのあるClassy Bowl(写真奥)と、平皿、小皿(写真手前)の使い分けです。
我が家には2匹の子猫がいます。
キノ(写真左・生後5ヵ月・男子)。体は大きめ。座位で床から顎までが18-20cm。
タルコ(写真右・生後4ヵ月・女子)体は小さめ。座位で床から顎までが13-15cm。
以下、様々な情報を参考にしつつ、猫たちの様子を観察しつつ、あれこれ試した結果、落ち着いた食器のご紹介です。食器選びの一例として参考にしていただければ嬉しいです。
離乳食を食べる頃
哺乳期が過ぎて、お皿からミルクを飲んだり離乳食を食べたりするようになった時は、家にたまたまあった100均の小皿を使いました。(写真手前・中央)
ごく一般的な小皿で、直径8.5cm。離乳食一回分の量にはちょうどよいのですが、縁の返しが浅いので、盛りつけには工夫が必要でした。離乳食を食べられるようになると、まずはミルクを飲む要領で離乳食もペロペロと舌ですくうように食べるので、ペースト状の離乳食は外側へ逃げていきます。また、「ペロペロ食べ」から、固形物を「はむはむ」噛んで食べられるようになることも大事なので、「はむはむ」がしやすいよう、三角柱に盛り上げて盛りつけたりしました。ただ、残りが少なくなれば、食べ物は平らになり、ペロペロ食べになり、小皿の縁へ上がり、外側に落ち、食べ切らずに終了、というのがパターンでした。なので、食事中はそばにいて、平らになったら盛りつけ直して、最後の一口・二口は、指に乗せて食べさせたりしていました。赤ちゃん猫は、つきっきりのお世話になりますよね。
離乳食卒業
生後6週目には離乳食を卒業して、ふやかしたドライフードを食べるようになり、生後3ヶ月頃には、ドライフードをドライのまま食べられるようになりました。食べる量も増え、フードが外側にこぼれるようになったのを目安に、底が丸くなった陶器の器(ボウル)を使い始めました。底が丸くなっていれば、フードが常に一か所に集まってくれるため、こぼれにくく食べやすいと思ったからです。でも、キノは顔を突っ込んで食べるのはあまり好きではないようだったので、斜めにおいたりして、なるべくひげが器に当たらないようにしていました。
そうこうするうちに、食べ物を残すようになりました。単なる偏食なのか、お腹が一杯なのか、あるいは器が気に入らないのか、原因は分かりません。でも、手に乗せて顔の前に持っていってみると、パクパク食べ切るので、器の「高さ」に問題があるのではないかと思いました。
生後3ヵ月半〜
そこで、いつか使おうと思って用意してあったClassy Bowlを使い始めてみたところ、残すこともなく食べるようになりました。Classy Bowlは、猫の器の中ではかなり高価ですが、成猫になってもずっと使うものなので、こちらを選びました。大切にずっと使っていこうと思っています。
タルコは、キノがClassy Bowlを使い始めた頃に家族になりました。小さいのにClassy Bowlから食べたがるのですが、さすがにまだちょっと高すぎます。今のところは、高さ8cm〜10cmの化粧鉢に、直径14cmの平皿を置いて食べてもらっています。
平皿が便利
平皿は適度な傾斜がついているので、ドライフードが外に落ちることもないし、量が少なくても多くても関係なく、とても使い勝手がいいです。ただ、ウェットフードの時は、もう少し返しがあった方が食べやすそうなので、MUJIのガラス製の平皿(直径15cm)を使っています。
上の写真で、平皿の上に置いている小皿は直径9.5cmで、汁気の多いものを少量あげる時や、夜中に少量置きエサをする時に使っています。
水飲み用
水を飲む時のメインもClassy Bowlですが、部屋の片隅に、150mlくらい入る小鉢(写真右)も置いています。赤ちゃんの時、水用に使っていた片口(写真左)は、60mlくらい入り、夜間ケージ用に使っています。タルコは、器の縁を舐めるようにして水を飲むので、器の外側を水がつたって落ちます。それを吸い取るために珪藻土のコースターを敷いています。
計量スプーン
ちなみに、ドライフードをすくうスプーンは計量スプーンの大さじ(15ml)です。どのドライフードも、軽く一杯で、10g前後。子猫のうちは、日々変化する体重に合わせてフードの量も調整するので、使っているスプーンの一杯分の重量を把握しておくと、いちいち計量する必要がなくて良いと思います。
そのうち、猫たちが食べているフードについても書きたいと思いますが、こちらもまだまだ試行錯誤中でございます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?