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怒涛のリノベーション、その後

過去のnoteを読んでくださっている方はご存知の通り、4月から自宅のリノベーションをしています。

このリノベーションがかなり大掛かりなものになり、結局の所、壁とフレームは残したもののほぼ全部やり直しを余儀なくされているこの頃です。(”この頃です”ってこういう風に使わないよね...)

noteでも多々泣き言を綴りましたが、家を買った当初はコロナ禍に加えてリノベーションという大きな挑戦を挑んでしまったことへの不安に押しつぶされそうになっていました。

怒涛のリノベーション4月

リノベーションの始まった4月は、壁を修復したり、窓を入れ直したり、フローリングを張り直したりとそれこそ肉体労働の日々でした。
過去記事もありますのでよかったらこちらから

揺れ揺れの5月

5月は、リノベーションの途中でしたが、賃貸契約が切れてしまったため、住み始めなければならない状態になり、新しい家での暮らしが始まりました。加えて夫の仕事が忙しくなり、リノベーションはスローダウン。
それでも徐々に1つずつ、それこそ電気のカバーを1つつけるだけでも、1つずつ良くなっていることへの喜びと変わりました。

子どもたちは学校の通学域での暮らしとなり、友達と簡単に遊べるようになって大喜び!私も車での送り迎えをしなくてよくなったのでかなり楽に。
なにより、喜んでいる子供をみていると「これでよかったんだ」という気持ちになりました。

しかし、私自身はまだ揺れていました

住居を購入するにあたって、前の住人の気配を消すことも結構大事な作業だと知りました。前の住人には借金があり、物の使い方が荒く、物を溜め込み、家の手入れができない人であることがわかっていたので、彼らの気配を感じている間は、家を買ったことへの後悔と自分とは異質な人のエネルギーに酔うような、負けてしまいそうな、そんなメンタル状態でもありました。

しかし、作業が進むにつれて、徐々にその気配が消え、私達家族の風が家の中に循環し始めました。
特に私達のメインの住居スペースである2階は様変わりしたのでもはや彼らの気配を感じることはありません。

家に帰るたび「この家で良かった!」という気持ちが強くなってきました。

庭を直す6月 

6月は、荒れていた庭やサイドウォーク(家の横の道というのかな)を直すため、重機を借りてきて夫が芝を全部剥がしました。

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どうしてそこまでするの?と聞かれることもあるのですが、庭の状態も家と同じくらい悪く、穴や溝だらけで庭自体に高低差があり、ただ歩いているだけで足をくじきそうな状態でした。
サイドウォークにも草木が生い茂りプラスティックや子供のおもちゃなどのゴミ溜めと化していて、見るたびに鳥肌が立ちゾッとしました。

しかも、家に比べて土や芝生を剥がしたり運んだりするのは、スコップと一輪車では太刀打ちできないし、途方もない作業になります。

重機はそんな私達に変わって大胆にガシガシと仕事をしてくれますが「こんなにしちゃってだいじょうぶなの〜?」と、大掛かりなことに手を付けてしまったことでまた不安が襲ってきたりもしました。
ポジティブ一色の夫もさすがに怯んだようです。
しかし手を付けてしまったのだからしょうがない。
良くなると信じるしかありません。
そのメンタルはこの2ヶ月で育ってきたので大丈夫。笑

サイドウォークの写真を時系列で載せてみます。

①朽ちた小屋などある程度片付けてこの状態

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②重機で土を盛ってならす

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③砂利を敷きました。あとは踏石と玉砂利をいれたら道が完成!

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どんなことでも当てはまることだけれど、
時間はかかっても
手をかければかけるほど、愛着が湧く。
たとえ最初の状態が荒れていても、良くなると信じる。信じる。
未来へのビジョンを持ち、今の状態は過程にしかすぎないと信じる。

文字で書くと簡単だけれど、これはなかなかの試練です。
諦めたらそこで試合終了なんだから。

リノベーションはメンタルとフィジカルのトレーニング。
大地に根を付け、腰を据えて、度胸を育てる。
そんなことを40歳を超えてから学んでいます。
もっと楽に、もっと新しい家に住む選択肢もあったはずだけれど、やはり私達はここに学びがあったのだと思います。うん。

そしてまだまだ前の住人の気配でいっぱいな1階を秋から私達の家族色に変えるべく「怒涛のリノベーション1階編」が始まります。
花壇は若い造園業者を雇い(笑)、来週完成予定です。

それまでの間、しばし夏を楽しもうと思うので、また普通のnoteも書いていきたいなと思います。

「リノベーション頑張ってね!」と度々声をかけてくださったnoterの皆様、気にかけてくださる方がいること嬉しかったです。
これからもがんばりまっす!

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