富山大学講義復習『マーケティング論』
こんばんは。マーケティング論ばっかりですみません、湯葉です。
突然ですが、皆さんに質問です。
『あなたはスーパーの店長です。閉店間際、売れ残ったお惣菜を半額にするという価格変更に賛成ですか?反対ですか?』
チッチッチッはーい!終了です。
こちらの質問は一般的に、『参照価格』という基準で賛否が分かれます。
参照価格:同一の価格でも、周りの状況によって受け止め方に差が出ることを「価格の文脈効果」という。消費者が価格を評価する基準。内的と外的がある。
内的参照価格は、消費者の長期記憶の中に保持された基準の価格です。例えば、食パン1斤だったらだいたい100円、牛乳だったら180円みたいな感覚のことです。
外的評価基準:外的に参照できる価格です。店頭販売価格や同じクラスの販売価格が該当。(すみませんここよくわからないです)
ここで、質問に戻りますが、惣菜半額セールをすると、1度半額で買った顧客の内的参照価格が下がるリスクがあるんですね。つまり、一度半額で味をしめたら、定価で買わない消費者が増える。ということです。
もちろん、廃棄するくらいなら現金化するという意見もあるので、一概にどちらが正しいとは言えません。そのスーパーのマーケティング戦略によりますね。
模範解答は、『どちらも実験することで判断すべき』です。半額にする場合、しない場合を試すことで、内的参照価格が低下するリスクと廃棄による損失を見比べるのです。どちらになるのかはスーパーの立地にもよりますね。
マーケティング論楽しいなぁ。(テスト難しいけど)
バイニー☆