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オンラインツアーのシステム

オンラインツアーを数日やってみて、色々と知見が溜まってきたので、備忘録的にメモしておきたい。


使っているツールは Zoom だけど、Zoom 特有の機能は特に使ってはいないので、Teams でも何でも行けると思う。


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全体のシステムはこんな感じ。1.5畳くらいの場所をむりやりスタジオっぽくしてツアーをおこなっている。

背景がごちゃごちゃしてると、見ている方も気になると思ったので、背景は2.4m x 2.4m の黒い布。

照明は部屋の明かりを消して、LED ライトを天井バウンスと床バウンスで上下から挟む形にした。変なミックス光にしたくなかったので、部屋のカーテンも遮光カーテンに変えて、外光が入らないようにしている。

上の照明は Neewer の LED で、下の照明はクリップライト。


座っているのは折りたたみのコンパクトなパイプ椅子。



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カメラと PC の配置はこんな感じ。PC に Zoom の画面を写し、自分の映像は PC のカメラからではなく、少しでもきれいな映像を出したいので、一眼カメラ経由。

ケーブルの 1本は HDMIケーブルで Atem Mini へ。もう 1本は USB経由の電源ケーブル。

カメラはベッドの上に厚めのベニヤ板を敷き、三脚をおいて固定し、PC は一脚にプロジェクター用の台を置いて固定している。



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PC は座ってる場所から少し離れているので、片手で扱えるマウスを使って操作している。難点は Bluetooth ではないので、USB Aタイプの専用レシーバーが必要な点。


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そのため、PC(MacBook Pro) にアダプターを噛ませて、USB Aタイプを使えるようにしている。

USB Cタイプのケーブルの 1本は電源ケーブルで、もう 1本は Atem Mini に繋いでいる。



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Atem Mini の配線はこんな感じ。カメラからの映像は HDMI で入力し、PC への出力は USB Cタイプのケーブルで繋いでいる。マイクは Wireless Go のレシーバーと接続。

オンラインミーティング全盛の昨今、Atem Mini は品薄状態で、入手に 1ヶ月かかった。品薄は今も変わらないようで、代理店のサイトを見るとまだすぐには入手できない模様。


マイクは  RODE のピンマイク、Wireless GO を使っている。

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そのままでも問題なく使えるけど、評判のよい Sony のピンマイクを繋いで使っている。そのままだとモノラルなのでステレオになるアダプターを間にかませている。


スピーカーというか、イヤホンは Air Pods Pro。


Fujifilm が Windows に続き、Mac でも直接カメラと繋いで使えるようになったようだけど、試してみたものの、うまくいかなかった。これができるようになれば Atem Mini は必要なくなり、配線はもっとスッキリする。


ちなみにザックや雨具や防寒具といった山道具一式は、ポールハンガーを使って、後ろにまとめてぶら下げている。


とりあえず現在のシステムで使っている機材はこれで全部かな。全部持ち運び可能なので、どこか他の場所でやろうと思えば、このシステム一式を持っていってやることが可能。

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