見出し画像

slack から notion へ

notion という自由度の高い情報管理ツールがある。



最初に使ったときは、自由度が高すぎるため、何をしていいのかわからなくなって、アカウントは作っていたものの、1年ほどほったらかしにしていた。

notion の使い方を調べるために色々検索してみると、みんな同様の悩みを持っているようで、参入障壁はかなり高め。

一応、日本語の解説ページはあるものの、ベースは英語となるため、とっつきにくい感じもする。

ただ、一度使い込むと、その便利さはこれまで使ってきた情報管理ツールとは桁違いに使いやすい。

とくに Web のコーディング知識がある人だったら、色々と散らばりがちな情報を、Webサイトを作る感覚でまとめたいと思ったことはないだろうか。

notion はまさにそこを簡単にかなえてくれるツールで、テーブルやリストを簡単に作れるし、情報のまとまりをブロックとして自由自在にレイアウトすることができる。


クラウドというか、オンラインの情報管理ツールを使い始めたのはいつ頃かはわからないが、Evernote が一番最初だったと思う。



原稿を書いたり、Web の情報をまとめるのに使っていたが、シンプルにまとめるだけなら使いやすいのだが、ちょっと複雑なことをしようとすると、うまく行かなかったことが多い。

また、アップデートがかかるたびに重くなり、サービスもある程度使い込むと有料になることから、今となっては使わなくなり、データは全部 notion に移してしまった。


その後、OneNote や Google Keep、Apple のオンラインメモ帳 などを使ってきたが、去年あたりから Slack と Google Document を併用するようになった。

ただ、Slack はフロー型のツール、どちらかというとコミュニティで使うことが前提になっているため、一人で使うには使いにくいのと、無料プランでは限界がある。個人的にはグループチャットというイメージが大きい。


そんな中、最近 Notion を再び使い始めたら、これが思いのほか使いやすい。今年の 5月から無料でできることが増えたため、有料プランに変更することなく、色々とできる用意なった。

まだ、本格的に利用を始めてから 1週間だけど、特によく使う機能が 

・Webクリップ
・データの共有

の 2点。

Chrome や Firefox 向けのブラウザ拡張機能があるので、見ていてちょっと保存したいものがあったらすぐに Notion に送ることができる。iPhone でも Notion アプリがあるので、各種ツールから Notion に送り込むことができる。

データの共有に関しては、議事録だったり、自分なりにまとめているメモを他の人と共有したいとき、すぐにページ単位で Web としてパブリッシュすることができ、簡単に共有できる。


難点はスマホアプリが全然ダメという点。

特に、メモの内容を誰かにコピペして送りたいと思ったとき、コピペがぜんぜんできない。

とにかくここだけでも改善してくれると、非常にスムーズにデータを使い回すことができる。

そのため、外にいるときのちょっとしたメモなどは、いまだに iPhone のオンラインメモ帳を使っている。

ほとんど更新のない化石のような Evernote に比べて、頻繁にアップデートがかかっているので、この辺も年内には解消するのではと個人的には期待している。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?