0-3. 世界一周とは?
どうやって世界一周ルートを決めたかの前に、そもそも「世界一周」の定義をご存知だろうか?
「世界一周」を簡潔に言うと
「太平洋と大西洋を各々1回のみ渡って出発地に戻ること」
あくまでも「世界一周航空券」の定義だが、基本的には東か西の一方向に進み、太平洋と大西洋を 1回ずつ渡って出発点に戻る形だ。
極端な話だと、成田を出発してニューヨークに飛び、そこからロンドンを経由して、成田に戻る 2泊 4日の飛行機旅行ですらも世界一周だ。
そんな短期間で回っても、ビジネスでもなければ、ただ移動しているだけで、旅とは程遠い感じになるので、やる人は皆無だろうが、これでも立派な世界一周になる。
「世界一周」の定義自体はけっこう曖昧で、世界各地を色々と行けばそれで世界一周という考え方もある。
ただ、やっぱり「一周」というからには、一度の旅で地球をグルッと回りたいところだ。
世界一周をやる人は、だいたい 3ヶ月くらいから 1年くらいの期間で回っている人が多い印象だけど、長い人だと数年という人もいる。
ただ、会社勤めをしているとそんなに長い休みが取れるわけもなく、5月や 9月、年末年始の長期休暇に有給を絡めて 2週間くらいでパパっと回る人もいる。
だから、世界一周をする人は、ほとんどが暇を持て余している大学生か、会社をやめてから出発する人が多い。
今回の世界一周は、夫婦ともに自営業に近い立場だったので、半年(180日) というある程度の期間が確保でき、50ヶ国を回るという、ライン取りも欲張りなコースを取れた。
ルートを中心になって決めたのは自分だけど、我ながらガッツリ詰め込んだなと思っている。世界一周を終えた今から振り返ると、もっと良いルート取りも考えられるけど、まぁそれは結果論なので、なんとでも言えてしまう。
では、次のエントリーで具体的なルート取りについて書いていきたい。
【おまけ話】
上で、「成田 – ニューヨーク – ロンドン – 成田」でも世界一周と書いたが、ニューヨークとロンドンに用事があるなら、別々にチケットを買うよりは、世界一周航空券を買ってしまったほうが安くなる。
世界一周航空券はワンワールド系かスターアライアンス系の 2種類あるが、ここに関してはまた別で書いてみたいと思う。
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