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良い写真とは? part 2

前回は、良い写真を撮るためには、良い写真の定義が必要という話をしました。しかしながら、良い写真の定義は人それぞれであり、千差万別で、答えは無限にあるという結論で、結局良い写真が何なのかは具体的にはわからないままでした。

ただ、良い写真を撮ろうという意識は非常に重要で、この意識があるだけで、ちょっと横の構図を縦に変えてみよう、逆光気味の方がいいかな、対象に少し寄ってみようといった具合に試行錯誤するようになり、良い写真が撮れる確率も上がります。

良い写真とは?
https://note.mu/yuieno/n/nf4cfffa08bdd?magazine_key=m752108b4dbf6

今回も引き続き良い写真とは何かについて考えて行きたいと思います。

前回、1人でも良い写真だと思ったら良い写真だ、と書きましたが、では人が良い写真だと感じるのはどういう時でしょうか。

自分なりの答えでは、「心を動かされた時」だと思っています。

「ほう」や「おう」といった軽いものから、「スゲェ」、「うわぁ」といった感嘆まで、大なり小なり、「良い写真」をみたら反応するのではないでしょうか。

その驚き具合が大きければ大きいほど、多ければ多いほど「良い写真」の度合いが高いと思います。その驚き具合を可視化、数値化したのが、Facebook や Instagram のイイね、Twitter の like などに当たると思います。

驚きだけではなく、2回、3回と見返したくなる写真、記憶に残る写真、部屋に飾りたくなる写真など、行動を起こさせる写真も同じく「心を動かされた」結果によるものだと思います。

では、人の心を動かす、心に訴えかける写真とはどんな写真でしょうか?

はい、これも答えがありません(笑
心を動かされる事象は人それぞれだからです。

ですので、自分が写真を撮るときは人の心を動かせるような写真になるような意識で撮っています。

ここでもう 1つ、問題というか考えなくてはいけないことが出てきます。それは誰の心を動かしたいのか、動かしたい対象は誰なのかを考えることです。特定の1人なのか、グループなのか、不特定多数なのかということです。

次回はこの点について考えてみたいと思います。

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この記事はケニヤのナイロビから、タンザニアのダルエスサラームに向かう長距離バスの中で書いています。アフリカのバスは噂通り運転が荒く、道の悪さも相まって、ジェットコースターに乗ってる感じです。おまけにトイレ休憩も乗客を待たずに発車するので、気が気じゃありません。
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タイトル : ラクダツアー(モロッコ・メルズーガ)
1枚目 : サファリ(ケニヤ・マサイマラ国立公園)
2枚目 : ルクソール空港(エジプト・ルクソール)
3枚目 : カイロの路地裏(エジプト・カイロ)
4枚目 : バヒア宮殿(モロッコ・マラケシュ)

4枚目は iPhone 7+、それ以外は iPhone 6s で撮影。

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