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良い写真とは?

「良い写真」とは何でしょうか?

かなり漠然とした問いかけですが、写真を撮る上で、「良い写真」とは何か? を考えることはとても大事なことだと思います。

大半の携帯電話にカメラが付くようになり、誰もがカメラを持ち歩く時代になりました。皆さん気軽に写真を撮ってはいますが、少しでも「良い写真」が撮れればと思っているはずです。

「良い写真」を撮ろうと思ったら、何が「良い写真」なのかを定義しないことには「良い写真」は撮れないでしょう。

ただ、プロのカメラマンや写真愛好家の方でもなければ、そこまで考えて写真を撮ってるわけではないですし、何枚も撮っていれば、その中の一枚が偶然「良い写真」になることもあるでしょう。

ただ、やっぱりしっかり「良い写真」とは? を考えておくことによって、「良い写真」が撮れる確率は格段に上がると思います。

では、改めて「良い写真」とは何でしょうか。

結論を先に言ってしまうと、『答えは無限にある』と思います。これだけ多様な人がいる中で、満場一致で「これは良い写真だ!」と決められる写真はないでしょう。100人いれば、100通りの「良い写真」の定義があると思います。

もし、たった1人の人だけが「これは良い写真だ!」と言ったらそれは「良い写真」なのでしょうか?はい、多分それも「良い写真」になるでしょう。

ピンぼけがひどかったり、ぶれぶれの写真でも、誰か1人でも「良い写真」と思う人がいるのであれば、それは「良い写真」なのです。「良い写真」の定義とは非常に主観的なものです。

ただし、各自が考える「良い写真」が、写真コンクールに入選できるわけでも、雑誌の表紙を飾るわけでも、広告に使われるわけでもありません。それはまた別の話で、それらの場における「良い写真」の定義を考える必要があります。

また、「良い写真」について、しっかりとした考え方を持っているからといって、狙い通りの写真が撮れるかと言えば、それは写真の技術の話になってきて、また別の話です。

何はともあれ、「良い写真」を撮りたかったら、まずは何が「良い写真」なのかをきちんと考える必要があります。

皆さんの考える「良い写真」とは何ですか? 次のノートでは自分なりの「良い写真」の定義を考えてみたいと思います。

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このノートは中東のカタールからアフリカのケニヤに飛ぶ飛行機の中で書いています。長距離バスだったり、飛行機、鉄道の中は、まとまった時間、ネット環境から切り離されるため、ものごとを考えるのにいい時間ですね。これから本格的にアフリカに入るため、少しドキドキしています。
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タイトル : アブ・シンベル宮殿(エジプト・アスワン)
1枚目 : ハッサン二世モスク(モロッコ・カサブランカ)
2枚目 : メディナの中の宿(モロッコ・マラケシュ)
3枚目 : シーフードの唐揚げ(モロッコ・カサブランカ)
4枚目 : イシス神殿(エジプト・アスワン)

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