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トリニダード・トバゴ、ピッチ湖

中南米にトリニダード・トバゴという島国がある。トリニダード島とトバゴ島の 2つの島から構成されていて、首都のポート・オブ・スペインはトリニダード島にある。

そのトリニダード島の南部にピッチ湖というアスファルトが湧き出している湖がある。


「アスファルトが湧いている」と聞くと ? マークが頭に浮かぶけれど、実際に行ってみると、なるほどとなる。


ピッチ湖じたいは湿原のような大きめな池。深さはなく、池中に植物(葦?) が生えており、蓮の花なんかも咲いていた。

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で、アスファルトが湧いてる場所は湖のごく一部。湧いているかどうかはわかりにくく、アスファルトで埋まっている感じ。


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アスファルトが湧いてるエリアは湖面一体が天然のアスファルトで覆われており、踏むとゴムの上を歩いている感じ。場所によっては液化していて、木の枝で突っつくとねばーっと持ち上がってくる。

近くに博物館があり、博物館のスタッフに話をしたら案内してくれた。

アスファルトには天然アスファルトと石油アスファルトがあり、ピッチ湖は世界でも珍しい天然アスファルトが湧いてる湖。希少価値があるけれど、これだけのために行くのはちょっともったいない。珍しい鳥が見られるカロニー湿原とセットで行くのがおすすめ。

ちなみにピッチ湖は結構行くのが大変な場所で、一応バス停はあるものの、バスが走ってる気配はなく、ポート・オブ・スペインからバスと乗り合いタクシーを乗り継いで行った。

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