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産休, Thank you! 〜6年間の不妊治療を経て〜
こんにちは!
「つぎのアタリマエをつくる」ネットプロテクションズのにーおか(yuiddy,ゆっこ)です。
札幌では今日から大通公園という街中の大きな公園で、ビアガーデンが始まります!!一丁ごとにそれぞれ違うビールメーカーがおつまみと共に、生ビールを飲めるビール好きには最高のイベントです!!
今年は高校総体が札幌で開催される影響で、とてもホテル代や交通費が高くなっていて「気軽に」来れる感じでは無くなってしまっているのですが・・・
機会があって札幌に来る方はぜひ、寄って行ってくださいねー!!^^
前回のnoteはこちら↓
10月に第二子を出産することになりました!!
さて!!!
今年の10月に第二子となる子を出産することとなりました!!!
ワーワー!!ドンドン!!
第一子が2016年生まれで小学校1年生なので、7年間をあけての出産となります。ドキドキが止まりません。(毎晩帝王切開のことを考えて、悲しい気持ちになります苦笑)
第一子の時も、不妊治療に通いながらできた子で、今回の子も同じく不妊治療に7年かかりました。ここまで無事に育ってきてくれて本当によかったなという気持ちと、長かったな。7年・・・と遠い目になります笑
第一子が生まれた後、保育園難民になり北海道に移住してきたのですが、その結果、仕事を見つけられず起業をし、がむしゃらに仕事を成功させることだけを考えて生きてきた6年間だった・・・と振り返れたら多分かっこいいのだと思うんです。
でも実際はそうじゃなくて、迫り来る高齢出産へのカウントダウンと、どんなに痛い注射を毎日打ったとしても、なかなか実らない成果への焦りと、仕事もマイクロ法人だからこそ「自分が止まったら全てが終わり」といういろんな恐怖や不安との戦いの6年間だった気がします。
今回、産休をもらいお休みすることになるので、これを契機に色々と振り返って見たいと思います。
不妊治療にかけた6年の時間
不妊治療を開始したのは、息子出産から2年が経ってのことでした。
再び子どもができないという状況もそうでしたし、息子出産後なぜかおりもの色が茶色に変化していたんです。
その辺りも含めて診察してほしく、不妊治療を得意とする病院へ行きました。
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。 日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。
前回同様、血液検査を何度か間隔をあけて繰り返し、ホルモン値に異常がないかを調べ、何度かタイミング法を指示され、それでもうまくいかなかったら、精液検査を実施し、それも問題なければ卵管造影を実施する。そこにも異常が一切なく、筋肉注射を始めてホルモン値の維持や上昇をはかる。などなど、一通り不妊治療と言われるものを一通り2年ほど実施してきました。
それでも全く改善せず、病院を変えるのですがこれによって、事態が大きく好転しました。
子宮鏡で始めてわかること
あまりにも効果が出ない不妊治療を続けることに嫌気がさし、病院を別の病院に変更しました。その時に初めて、「子宮鏡」という機械で、子宮の中に異常がないか確認をしました。
その時に、見えたのは血が流れ続ける子宮の中の様子でした。(もうびっくりしたw)
お医者さんの見立てでは、この流れ続けている血液の影響で受精卵ができたとしても着床しずらい状態担ってしまっていのではないかとのことでした。
ただ、手術をすぐにしましょう!というよりはフルコース(人工授精まで)試してみて、それでもダメな場合子宮の手術をしましょう。となりました。
そうなんです。ここからまた2年かかるんです笑
結果、何をしても全くうまくいかず、2022年の11月に子宮の手術を実施しました。
そこから、一回目のタイミングをシリンジ法でとり、すんなり妊娠するという「今までの頑張りはなんだったんだ・・・」という、状態で今日に至ります。
不妊治療をして思ったこと
私の場合、幸いにして人工授精までしか体験をしなかったですが、不妊治療を体験してみて思ったことがたくさんあります。
なんで不妊治療の注射はあんなに痛いのか
仕事と子育てをしながら第二子の子作りって時間的制約が本当に難しい
(夫も私もハードワーカーなので、より厳しい)お互いに何も原因がない(血液検査や、精密検査上)中で、できないという事実が夫婦関係をものすごく悪化させる
それでもできないこともたくさんあるし、できても何があるかわからないし、子供ができて生まれるって当たり前じゃない
これ、会社勤務で会社の理解がない場合、会社辞めないとこのスケジュール対応できないんじゃないかな(毎日注射)
自分が生まれてここに居たり、テレビでも芸能人が結婚してすぐに「赤ちゃんを授かりました」とか言っていたり。子どもってすぐできるものだと思ってたんですよね。
全くそんなこともなくて、人によって全く違うし、ご夫婦の在り方によっても全く違うし、子どもが「いる」「いない」とか、「何人いる」とかって、とってもセンシティブな話題なんだよな。と改めて感じる日々でした。
ベンチャーでの産休と人生について考える
いつ何が起きても不思議じゃない妊娠生活も、あと少しで終わりを迎えようとしています。無事に出産ができたらいいなぁ。。。と日々願いながら、生活をしています。
現職であるネットプロテクションズへは2022年の10月に入社をしました。
そうなのです。入社して半年後に妊娠が発覚するという、、、雇用側からすると「まじかよーーーー」と思われても仕方ない時期の妊娠発覚でした。
ただ、ネットプロテクションズに入社する前から「妊活中です!」「不妊治療してます!!」とお伝えをしていたこともあり、無事妊娠できたことに対して、役員も他のメンバーもとても喜んでくれたので、本当に仲間に恵まれて良かったと思っています。
ちなみに、前職も不妊治療についてとても応援をしてくれる会社でした。
スタートアップやベンチャーだから不妊治療も、出産もできない。なんなら、分娩台の直前まで仕事しなきゃいけない!!なんていうのとはちょっと変わってきているのかなと、感じています。
一方で、仕事が楽しかったり、少しハードワークになってしまい、不妊状況になりやすい女性も男性も多いのが現状だと感じています。
だからこそ、不妊治療や出産前の制度拡充など各スタートアップやベンチャーも、手を入れてくれているのかな?なんて思いながら先日の日経の記事を拝見していました。
最後に
不妊治療を2回経験しても、尚「なんであの時にこの選択ができなかったんだろう」って思うことが多いんですよね。時間は戻せないけど、どうしても時間を戻したくなっちゃうのが不妊治療な気がしてます。
もっと早く決断できていたら。
もっと早く病院を変えられていたら。
もっと早く異変に気づいていたら。
セカンドオピニオンを受けに行っていたら。
34歳にならなかったのかなぁ。。。
息子にもっと歳の近いきょうだいを産んであげたかったのになぁとか。
たくさん考えてもキリがないぐらい、時間を戻したくなっちゃいます。
へへへ。
仕事ももちろん大事、でも自分が一人の人として生きるプライベートも大事。両方が合わさって、人生なんだと私は思っています。
この記事では、子どもを授かることが良いと言いたいわけではありません。
不妊治療、成功したぜーー!!と言いたいわけでもありません。
これから就職をして、働き始める子たちに
そして、今一緒に働いている若い子たちに
少しでも、誰にでも「不妊」が可能性としてあって、
起こり得る話だと、少しでも頭の片隅に置いて欲しいな。
思ってnoteを書いています。
そして、どんなに戻したくても時間が巻き戻ることはありません。
人間のカラダはとても繊細です。
ストレスが溜まると生理が止まってしまったり、
自律神経が乱れてしまったり、
それが原因で何かしらの病気に罹ってしまったり。
ほんのちょっと身体に異変を感じることがあったら、
絶対に無理をせずに、自分のカラダの声に耳を傾けてあげてください。
(直訳:ちゃんと病院行って治療して、根本解決するんだよ!)
自分自身のキャリアも、家族も、自分が楽しいと思うことも、
全部諦めたくないー!!とがむしゃらにもがいてきた
お節介な私のこのnoteが、毎日を頑張るアナタの心のどこかに
少しでも残り、いつかが来た時に「なんであの時」と思うことが
なくなりますように。。。
来週は何を書こうかなーー!!!
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