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半年間KPTをやってみてよかったこととこれから

こんにちは、小森です。

2021年6月くらいから、振り返りの手法としてKPTを実践しており、半年続けたので振り返りも兼ねて書いてみます。

なぜKPTを導入したのか

KPTとは何かについては省略します。私はこの本を呼んで参考にしました。

私のチームのメインの仕事はプロジェクトタイプではなく、日々継続しているものなので、いまいち振り返りとか改善について考えるタイミングがわからないまま進めていました。どうしよっかなぁと考えていていろいろ調べていたらKPTを発見して良さそうと思い導入してみました。

導入

新しいものを導入する時は(特に自分以外の人の時間を使う時は)おっくうなものですが、↑の本を読みつつ微妙だったら辞めればいいやくらいの間隔で開始しました。また、実際の議題の前のチュートリアルとして新規参加者がいた場合は30分くらい時間をとって説明しました。「この記事呼んでおいて!」とかよりはちゃんと説明した方がいいと思います。

ツールはリアルタイムにそれぞれの操作がみることができるもの(Miro、Figma等)が良いと思います。私はFigma Jamを採用しました。理由としては付箋の下部に自分の名前が自動でつくからで、それ以外の理由は特にありません。
Trello等タスクツールに即反映できるものをおすすめする方もいますが、ふせんツールの方が良いと思います。1枚ずつ全員が集中してその議題についてかんがえる(見る)必要があるからです。

時間配分としては3人で実施時はいつも大体このくらいになります。

  • それぞれが付箋に書く(10分〜15分)

  • Keep(10分)

  • Problem(10分)

  • Try(10分)

  • Tryのまとめ(10分)

感じた効果

KPTを開始してすぐに導入の効果を感じることが出来ました。それは1つの議題を参加者全員で集中して話し合える点です。議題リストみたいな感じでつくったものをリストのまま話し合うと1つ1つに焦点が当たりづらいですよね。あと、会議主催者と声が大きい人(笑)が話し続けることになりがちです。KPTだと1つのふせんに対して起票した人が話して、それについて意見を言うサイクルになるので、このサイクルが出来る事自体でKPTは有効だと思っています。
Keepが疎かになりがちというのも見かけたので、ちゃんとKeepを出していくように心がけています。K→P→Tの流れが絶妙だと思っていまして、Kは継続して続けるプラスになる部分なので肯定感があるためです。これをPから始めてしまうと、否定感が出てしまいます。
Tryのまとめでタスク化するものもあれば、その場で解決するものもあります。この半年間の間でも多くの「それいいね!やっていこう!」というものが出たので継続実施している効果を感じています。

実施サイクル

最初の1ヶ月は1週間毎、2ヶ月目からは1週間毎だとあんまり議題が出てこなかったので1ヶ月毎にしました。ただ1ヶ月だとちょっと長すぎるので2〜3週間毎くらいがいいのかなとも思っています。

今後どうするか

今後も定期的に継続予定です。また、YWTというものもあるようでして、1回試してみようかなと想っています。

他にもこんなやり方いいよというものなどあれば、コメントなどで是非おしえてください!


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