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2020.07.03 左みみの夢

クラスタコンピレーションアルバムで皆さんから頂いた曲をCDに並べる前に一部のファイルでノイズを消したり音を広げたりする調整が必要なのですが、ノイズ除去するソフトがOSの都合で以前使ってたMacBook Proでしか使えない為、それも不便だと思いこの機会にiZotopeのRX7を導入してみました。

これがもう以前使ってた某社のノイズリダクションソフトとは比べ物にならなく素晴らしくて感動しました。
自分で細かく調整もしていけるけど、AIに楽音と不要なノイズを選別させて除去も出来る。クリフトがデスピサロにザラキ連発していたあの頃からAIも随分進化したものです。

今回はAIの結果では満足出来ず自分で調整し直しましたが、素晴らしいソフトですね。
一部、楽器音に影響してしまうためそのままにした音源もありますが、細かい設定を覚えていったらかなり追い込んでいけそうです。お勉強します。

今回コロナの影響で充分な録音環境が用意出来なかった方も多いため、小型録音機で録った方とかは完全モノラルです。そこでデジパフォのeVerbで空間の響きを作った後にもう少し広げたくて、またiZotopeの「Ozone Imager 2」をインストールして使ってみました。

とはいえ、僕は生まれつき右の耳が聞こえないためステレオの感覚が分からず、今までDTM作業も細かい編集を終えたら最後のミックスだけは人に委ねるしかありませんでした。きっと今後もそうなのですけど、Ozone Imager 2は音の広がりが視覚的にも見やすく僕にも想像しやすいので、今後はある程度作っておいて人に確認してもらいながら細かい調整という事も出来るかもしれません。

10年ほど前に骨伝導ヘッドホンが登場して右から音が聞こえる感覚を初めて知って感動したものです。音質的に厳しかったのであまり使用せず終わりましたが、その後現在はどうなっているのか気になってきました。

音の広がり方をもっと細かく視覚的に確認出来るソフトとかもあるのでしょうか。あれば色んな音楽がどのように広げられて作品になっているか僕にも学習出来るかもしれません。

僕のような人も今後DTMの分野でもある程度戦えるような時代になってくれると嬉しいのですが…。


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