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KDDIさんのFindy導入にあたり、前職時代からのKDDIさんとの思い出を振り返りました

先週、KDDIさんにFindyのエンジニア採用サービスを導入頂いたプレスリリースを出させていただきました。

「エンジニア採用プラットフォーム Findy」 KDDI株式会社にて導入
KDDI株式会社のDX推進人材の採用を、エンジニア採用プラットフォームの「Findy」が支援


今回は2020年7月のシリーズBでKDDI Open Innovation Fundさんにご出資頂いた後に続く、協業のスタートになります。何よりも出資先のサービスをすぐに導入いただけるスタンスというのはとても素敵ですし、今回のリリースも人材開発部門を始め広報、投資部門等、皆さんが協力的でスタートアップ支援に本気で取り組んでいる姿勢に感謝の気持ちでいっぱいです。

ちなみに、ここからはちょっとエモい話になるのですが、
実はKDDIさんとは10年来のお付き合いがありまして、前職のレアジョブ時代からずっと一緒に仕事させていただいています。

僕自身がビジネスパーソンとして鍛えられたきっかけもKDDIさんとのお仕事でした。実は職業人生初の大規模アライアンス案件がKDDIとの以下の案件ですし、その後も間接的な関わりですが人生初の資金調達@前職もKDDIさんだったりします。

株式会社レアジョブ、KDDI株式会社のオンライン英会話サービスに関する業務提携について

Skype英会話のレアジョブ、KDDIやYJキャピタル、サイバーなどから3億3000万円を調達

KDDIさんと最初にお会いしたきっかけは、現在のFindyのリード投資家であり、またレアジョブ時代もリード投資家だったグローバルブレインさん主催のフォーラムで名刺交換をしたことです。当時AndroidやSkypeに力を入れていたこともあり、その後にメールで一緒に協業できないかと持ちかけたのが始まりです。まだ、10数名の組織だったレアジョブの一社員に過ぎなかったので、最初の提案資料はめちゃくちゃ一生懸命作成しました。(僕がソワソワしながら受付で待っていると、現在レアジョブの社長で当時CTOの中村さんがトイレに行ってなかなか戻ってこず焦ったのをよく覚えています。多分、どっちも緊張していたんじゃないかとw)

提案検討フェーズに入ってからも大変でした。僕の本業はカスタマーサポートだったので、昼間はユーザー対応やメール返信をこなし、夜中が主戦場。業務内容もアライアンスの提案資料づくり、契約書づくり、そしてプロダクト開発、マーケティングプラン策定等、全部が初めてで、なんでもやるという感じでした。

全然分からないんですが、とにかく楽しくって楽しくってしょうがなく、今の中村さんと僕、現在某企業でエンジニアをしているメンバーと3人で夜中にあーだこうだやっていたのを覚えています。

また、当時何より26歳の若造なのに提案や交渉にいくとKDDIさんの課長や部長クラスの人も出席していて、そこでプレゼンをして興味を持ってもらう、また厳しいフィードバックをもらうというのはとてもいい経験になりました。

そんな機会を提供していたにも関わらず、レアジョブ時代に自社の責任で協業サービスを止めてしまった際も、お詫びに行ったところ、あたたかく応援していただのを覚えています。さらには協業を通して信頼いただけたとのことで、後にレアジョブ自体にも出資いただき、懐の深さを感じました。

あれから10年。自らが起業したFindyでも出資いただき、サービスの導入もいただく、こんなにうれしいことは無いなと思っています。縁というのは本当に大事ですね。

引き続き期待に応えていけるよう頑張っていきたいと思います。