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O-Zine オ・ジン : 10月号#03 オジサンのエンタメ定点観測

10月のふりかえり

秋になると以前から趣味で行っている園芸シーズンが本番になり、そちらの活動が忙しいので、エンタメ系の摂取は少なくなってきている。しかし、エンタメはタダか限りなく低コストで、無限にいい作品があるので、トップクラスのヒット作を見るだけでもきっと一生のうちに見きれないですね。これは作る方は大変だ…。

【見た映画】

●10/1「ノマドランド」評価…★4.5 単に自由で憧れるという話では済まない、アメリカが舞台だが今を生きる人間、現代社会を象徴するような話。リアルだなーと思ったら半分ドキュメンタリーのようだ。自由を求めるのなら貧乏を受け入れなければならない。抗えられない等価交換。大好きな映画「イン・トゥ・ザ・ワイルド」なども思い浮かぶ。キーワードとして「アラスカ」という場所がたびたび出てくる。

【見たアニメ】

●10/中旬〜「機動戦士ガンダム」評価…★4.5 過去に途中で止めていたのを再び見始める。アムロがニュータイプとして覚醒し始めるのでだんだん面白くなってくる。大人になって改めて見ると、富野監督は人間ドラマがやりたかったのでは? と思えてくる。ガンプラは社会現象になって、転売などの問題(※)もあるけど、未だにそれだけ影響力があるという事だろう。今から42年前の作品とかにわかに信じられない。そりゃ当時の大学生が熱中するわけだ。日本のアニメ作品の金字塔。

※・・・作品を見て思ったのが、どちらかというと登場人物の活躍が中心で、実際モビルスーツの描写って思ったより少ない。ただ、やはりモビルスーツのデザインは最高。ファーストしか見ていないのでそれ以降のデザインはゴチャゴチャしていて良さが分からない。ガンプラ作りたくなったが、売っていないかあっても高額だ。違法な転売屋は法律で規制して欲しいと思った。

【読んだ本】

●書籍「旅をする木」星野道夫:著
映画「ノマドランド」でたびたびアラスカのことが出てくるので、写真家の星野道夫氏のことが思い浮かんだ。まだ読んでいる途中だが自然だけでなく、動物、人間や人生のことまで思いを馳せる文章が素晴らしい。レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」と双璧をなすネイチャー系エッセイの名作だと思う。
11月に東京都写真美術館で写真展が行われるそうなので、ぜひ見に行きたい。
星野道夫 悠久の時を旅する

●書籍「車中泊入門」武内隆:著
これも「ノマドランド」がらみで、車中泊の事を調べたくなって。クルマの調達やカスタマイズ、寝るためのマット等の必要な道具を揃える、などは却ってお金がかかって現実的ではない。しかし危険な事や健康が害されるなどなく、安全が担保されるならばやってみたい気持ちもある。

【聴いた音楽】

●「Far:Lone Sails 」OST Joel Schoch
ゲームのサントラだけど、ジャズっぽい要素がふんだんに取り入れられている。気がつくと脳内で勝手に曲が再生されて、たまに声に出して口ずさんだりしている。「Not Alone」という楽曲が特に疾走感があって気分がアガる。

【youtube動画】

●「カーメン君」ガーデンチャンネル
園芸を再開しはじめたのでずっと見ている。趣味で園芸をやっている人はまずこのチャンネルを見ておけば間違いない。園芸店のベテラン店長「カーメン君」が園芸や植物のありとあらゆる事を教えてくれ、だいたいの事はこのチャンネルで分かる。お花の綺麗さ、映えだけを追求するのではなく、肥料や土作りなど基礎の事もがっつりやってくれるので本格的な勉強になるし、モチベーションも上がる。

【気になっているがチェックできていないエンタメ】

ユミの細胞たち(韓国ドラマ)/ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(韓国ドラマ)/Aveliana(インディーゲーム。まだ未発売)/チェンソーマン(ジャンプ+の漫画)etc…
12月になると「今際の国のアリス」のセカンドシーズンが始まるし、来年には佐久間さんプロデュースの「トークサバイバー2」の製作も決まっているらしく、ネットフィリックスそろそろ再契約してもいいかなと思っている。

※ ※ ※
それにしても、エンタメとの出会いは、情報のアンテナを張っているのは無論のこと、個人の好みやセンスを駆使してのチョイスの問題もありますが、「偶然の出会い」「運」などの要素も絡んできますね。

人生の残り時間も少なく、老眼も進んでいるので、駄作に引っかかりたくねー(笑)。それでは、まだ見ぬ感動のエンタメ作品を求めて、来月もよろしくお願いします(*´︶`*)ノ"

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