いきる

未来　過去
いまではない　いつか
ここではない　どこか
ときに甘く　ときに希望
しかし　囚われれば地獄

痛み　は否応なしに
意識を
いま
に連れ戻す

いつでも　どこでも
いま・ここにいる
この身体に

痛みは　地獄に思えて　
荒ぶる菩薩

ギターを弾いてる時
いま・ここ
に耳をひらいている

周りの音　
自分から発する音
それらが溶け合う

空間

個であり　全体であり
全体であり　個である

音

いま・ここ
にいなければ
聴こえない　　　　　

そこがビオトープ
息を吹き返す空間
わたしたちの生きる　 みち

死。過去も未来もない、瞬間的な状態。永遠に近づくためには欠かせないもの。

——シモーヌヴェイユ

感情は感情で真実。憂鬱症でなにも出来ぬ、気分が変わったらやる、のではなく、気分は放っといてなすべきことをなす。行動することによって人は新たな感情が巻き起こる。人は必ず生きている以上、生命の方に力学が働いている。

——森田療法