中学時代の卒業旅行のしおりをみたら衝撃的だった。
部屋の整理をしていたら、懐かしものが出てきた。中学3年生のときに行った卒業旅行(ディズニーランド)のしおりだ。
このしおりは学校主催の公式行事なので、実行委員が制作してくれたものだ。懐かしいなーと思いつつ、栞の中身を見たら2つの点で衝撃を受けた。
1つめは時間だ。9:00-15:45とある。ディズニーの滞在時間は僅か6時間45分だ。会社の業務時間よりも遥かに短い。
ただ、割と満足いくほど楽しんでいた記憶がある。遊んでいたこんな短い時間でも、昔は充分楽しくて遊べていたんだなと。
さらに驚くべきことに、当時の僕ら学校が手配したバスに乗って地元に連れ戻された後、再度、民間のバスに乗ってディズニーに戻ったのだ。
入場券があるので再入場できるからだ。つまり17時に一旦地元に戻った後、イチキタして準備をし、さらに1時間ほどかけて浦安に舞い戻ったのだ。
今のエネルギーではそんなこと絶対にできない。僅か3時間ちょっと楽しむために、ディズニー2往復だ。今なら考えただけで気疲れする。
もう1つの衝撃だったことは、ルールの厳しさだ。
大学時代や社会人になってから振り返ると、学生時代のルールの厳しさはかなり異常だ。ケータイや化粧、アクセサリーもNGなんて、今思うと意味が分からない。
特にケータイがないと友達同士はぐれてしまった時に不便極まりない。学校行事とはいえ、ディズニーに遊びにきたのだからそのぐらいは許してほしい。
だが、今となっては色々と思うところはあるが、当時の自分は全力で楽しめていた。皆んなもそうだ。やはり僕らは少年だったんだなと、しみじみと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?