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成人して初めてドラゴンボールを読破した

実は成人するまで一度もドラゴンボールという作品を観たことがなかった。登場人物もなんとなく孫悟空くらいは知っていたが、他は誰1人分からなかった。

きっかけは職場のグループトークで登場した「仙豆」だった。僕はこの読み方が分からず「センマメ」と誤答してしまった。たちまち周りに笑われた。そこで改めて、日本の少年漫画の頂点であるこの作品をちゃんと見ようと思ったのだ。

ストーリーの展開はいたってシンプルだが、面白かった。新しい場所や惑星に行くときのドキドキは少年に戻ったようだった。絵柄もとても好きだ。綺麗で繊細なタッチが現代でも通じると思う。

毎回悪者がテレビ局に乗り込んで生放送するのには、時代を感じて興味深かった。ドラゴンボールの世界には便利なホイポイカプセルはあるが、インターネットの概念は登場していなかったのだ。

他にもネットでよく見かける名台詞やミームのシーンに辿り着いたときは興奮した。この作品を一通り見ることで、ようやく自分も日本人になれた気がした。

鳥山明先生のご冥福をお祈りいたします。


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