秋になると寒さに対する恐怖感が込み上げてくる。
僕は季節でいうと秋が最も好きなのだが、毎年秋になると、少し肌寒い外の空気に恐怖を感じる。たしかに暑い夏は不快で大変だったが、パッと半袖短パンで外出できる気楽さはとても魅力的だった。
秋はとても過ごしやすくて快適なのだが、少し油断すると肌寒い。そして、日が経てば経つほど極寒の冬へと近づいていく。冬は辛い。夏のような不快さはないが、物理的にキンとした空気が痛い。
インナーを着ないといけないし、上着も持ち歩かないといけない。ベランダで気軽に昼寝といったこともできない。寒くて凍傷になるリスクや風邪をひくリスクもある。
宇宙空間の大部分はマイナス270度らしい。宇宙は基本的に極寒の死の世界なのだ。太陽など恒星がある極狭い範囲だけが暖かいだけなのだ。そんな知識があるからか、冬は死の世界に突入している感覚に陥る。
毎年冬になると、早く夏に戻ってほしい!と願ってしまう。夏は夏で暑くて汗もかくし不快であることは分かっているのに。そういうわけで、夏か冬かと言われたら僕はダントツで夏派だ。
今年の年末の海外旅行先はフィリピンだ。寒い死の世界から一時的にしろ退避できるのは楽しみである。皆さんは夏が好きだろうか。それとも冬が好きだろうか。
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