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子供の夏休みに家族で水鉄砲

娘が夏休みに入り、日中は暑くて普通に公園で遊ぶのでは熱中症が怖いので、水遊びしよう!と家族3人で水鉄砲を調達することに。色々とお店を巡ってそれぞれ水鉄砲をゲット。
 娘は背中にペンギンのタンクを背負ってポンプ式で放水するタイプの水鉄砲。妻は同じく背中に背負うタイプだが少しオシャレな見た目のものをチョイス。なぜか僕だけ100均で買った2丁拳銃(二丁で100円のやつ)。ついでに水鉄砲でシャボン玉を割る遊びもしようと電池式のバブルガンも購入。
 公園の水辺近くに自転車を停めて、さっそく娘のものから水を入れていく。次に妻のものを入れ、最後に僕の2丁拳銃に水入れるのだが、給水中に娘が容赦なく攻撃を開始してくる。しかし蛇口から手を離すことができないのでやられっぱなし。膝下が全滅しかかったあたりで2丁拳銃の片方の水が満タンになったので、二つ目の補給を開始する前に、反撃開始。ひとまず娘を妻の方に意識を変更させている間に二つ目の補給を開始。今度は妻と子供が2人でこっちに向かってきたところで、二つ目の補給が完了。2体1の構図だが、こちらは水鉄砲も二つあるので望むところ。しかし、思いのほか2人の武器は威力が強く、それに比べて僕の2丁拳銃は小型で機動性重視のもの。足で相手の動きを交わしながら、相手に攻撃する戦法を取るが、2人のポンプ式の水鉄砲の射程距離に対して、近距離戦に持ち込むのが難しい。そうこうしている間に、2人よりも先に僕の2丁拳銃の弾が切れてしまった。慌てて給水ポイントまで移動するが、一切手加減のない娘がケタケタ笑いながら追い打ちで狙ってくる。

足はすでにほぼ全濡れ。

娘に狙い撃ちされながらも、ようやく給水が終わり攻撃に行けると思った所で、娘のタンクが空になる。チャンスとばかりに娘を追いかけるが、突然「お水入れてる時は攻撃禁止!」という、新条例が発令され、呆気にとらわれてるうちに妻が背中に攻撃してきた。急いで攻撃を避けつつ、反撃を開始。2人で横走しながら攻撃の応酬。大人2人でガチの水鉄砲をしていると思った瞬間笑けてきたのも束の間、満タンに補充してきた娘が走ってきて「くらえー!」と言いながら大噴射。

もう全身全濡れ。

一通り3人とも濡れ倒した辺りで水筒休憩して、その後はバブルガンによるシャボン玉を水鉄砲で割りまくるという遊びに変更。これもこれで楽しい。しかしまあ、小型の2丁拳銃では割るのは難しい。散々割り倒した後に、また水鉄砲合戦再開。

もういくら攻撃されても特に追加ダメージはない状態なので、もう恐れるものは何もない。肉を切らせて骨を断つ作戦で、ひたすらに肉弾戦に持ち込み攻撃を仕掛け続けた。気持ちとは裏腹にスタミナ不足のタンクに逆に面白みを感じながら、ケタケタ笑いながら攻撃してきたり、回転ショットなどのオリジナルの技を生み出し続ける娘を見て「やってよかったな」と心から思った。
 遊びも本気で遊んだ方が面白い。久しぶりにそれを体で感じることができた。同じ公園内には、いい大人がと思った人もいるかもしれないけれど、そんなこと気にせず楽しんだもん勝ち。そういうのをやったのが久々で、楽しかったし嬉しかった。

 あと、自分1人で完結させる楽しさよりも、娘や妻、友達に楽しんでもらえるか、喜んでもらえるかを優先して、より行動してみようと思う。もちろん、自分が楽しめることも前提として。

あと3回くらいやりたいな。2丁拳銃での水鉄砲。

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