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「欧風茶碗蒸し」を想像で作ってみたら、想像以上にアリだった。

こんにちは!食いしん坊でにわか料理好きのわかめです。

茶碗蒸しを作るのが好きで、よく作ります。

イチョウの木が家の近くにあって、秋になるとたくさん銀杏を落とすので、その銀杏を使って作り出したのがきっかけ・・・だったような気がします。

料理が好きな人ならなんとなく分かる人もいるかもしれないですが、繰り返し同じものを作っていると、なんか変わったアレンジをしてみたくなったりするものだったりします。

茶碗蒸しは和食なので、普段は鰹出汁とか合わせ出汁とか、手間を惜しむ時は白だしとかで作るんですが、「これ、コンソメで作れんじゃね?」って思っちゃったりしたことないですか?

思っちゃったんですよね、これ。

なので、作ってみました。

想像で作ってみた「欧風茶碗蒸し」

今回は思いついた「欧風」の中でもイタリアン風なのを試してみました。

材料(4人分)

茶碗蒸しベース(っていうのか?)
・水(300ml)
・コンソメキューブ(1個)
・卵(2個)
・塩(少々)
・胡椒(少々)

具材A(加熱前に入れるもの)
・マッシュルーム(適量・ホールでもスライスでもOK。今回はスライス)
・オニオンスライス(適量)
・ニンニクスライス(1かけ分)
・ブロッコリー(適量・適当なサイズにむしる、もしくは切る)
・ミニトマト(8個、カット不要だけど、破裂防止のため爪楊枝で刺した)
・ベーコン(適量を適当に切っておく)

具材B
・オリーブオイル(適量)
・ブラックオリーブスライス(適量)

作り方

  1. まずは茶碗蒸しベースのためのコンソメスープを作っておこう。
    300mlの水にコンソメキューブを1個放り込んで放置。スープを作る時みたいに加熱しちゃうと冷まさないといけないので、水のまま解かすのが楽。自分がやったのは、朝のうちに放り込んでおいて、夜まで放っておいたら解けてたって感じ。

  2. 卵を解いて、スープと合わせる。
    ボールに卵を2個割り入れて、解く。この時、泡立てないようにするのが大切。泡立てちゃダメです。泡立てないように混ぜる方法は・・・うまく言葉にできないので、知らない人はGoogle先生に聞いてみよう!卵がいい感じになったら、1で作っておいたコンソメスープをダダーッと入れて、さささっと混ぜます。混ざり具合は、まぁ適当に。ここで万が一、熱々のコンソメスープを入れてしまった人。もうそれはコンソメ卵スープですので、そのまま美味しく召し上がってくださいませ。

  3. ベースの味を調整して、濾す。
    2でスープと卵の混ざった茶碗蒸しベースの味を、塩と胡椒でチャチャッと整えます。おそらく何も調整しなくても結果的にはまあまあ美味しいと思うので、面倒だな、と思う人は整えなくてもいいかもです。胡椒はちょっと振るのはオススメです。むしろここで大事なのは、「濾す」こと。これは絶対やってほしい。茶漉しとかあれば、それを使って濾して下さい。

  4. 茶碗蒸しっぽい食器に具材を放り込む。
    食器はぶっちゃけ何でもいい。って言うと言い過ぎなので、簡単に言うと「茶碗蒸し」っぽい形状なら、とりあえずOK。サイズもそのくらい。あまりにもデカいとかだと「4人分出来ないじゃん!」って話になるので、それはやめてほしいかな。あとは、蒸し器とのバランスね。蒸し器に入らないとか、4つ並ばないとかだと、ちょっと面倒なことになるので、先々を見越して食器を選ぼう。食器を選んだら、そこにぽいぽいぽいっと具材を入れよう。ケンカにならないようにいい感じに均等に。出来上がりを想像して、上の方に乗せた方が栄えそうなものは最後に。なかなか想像通りにはいかないんだけども。

  5. ベースを流し込んで、アルミホイルで蓋をする。
    具材がいい感じに入れられたら、濾しておいた茶碗蒸しベースを大体均等に注いでください。多分4つにきっちり入るはず。自分がやった時は入った。もしベースが余ったり、足りなかったりした場合には、具材が多すぎるか、少なすぎるか、ってこと。経験で何とかしよう。注ぎ込み終わったら、アルミホイルで上面を覆って蓋をしよう。これが無くても作れるみたいなことを聞いたこともあるけど、蒸してる最中に水滴とか入っちゃうから、自分は必ず覆ってます。

  6. 蒸す。
    勘のいい方ならもうお気づきだと思いますが、もっと前の段階で先に「蒸す準備」をしておくといいと思います。言うのを忘れてました。どんな準備かと言うと、蒸し器の下段にお湯を沸かしておくということなので難しいことでは全然ないですが、これをやっておかないと、「あとは蒸すだけ」というこのタイミングでただお湯が沸くのを待つという残念な時間が発生します。なので、自分の作業スピードに合わせて、事前にお湯を沸かしておきましょう。ということで、蒸し器のお湯が沸いてるというテイで話を進めます。蒸し器の上段に5で茶碗蒸しベースを入れた食器を並べて、蒸し始めます。蒸し時間は、強火で3分、弱火で25分です。ざっくりね。ここで注意してほしいのは、後半の弱火フェーズで、蓋をきっちりしめず、蓋がちょっぴり浮くように蓋の隅の方に菜箸を挟んだりしておくってこと。これをやっておくとなんかいいらしい。

  7. 蒸し器から取り出す。
    そのまんま。蒸し終わったら、火傷に注意しながら取り出しましょ。ほんとに熱いから、マジで気をつけて。レシピ通りにやっていたら、基本的にほぼ確実にちゃんと固まっていると思うけど、もし万が一茶碗蒸しがちゃんと固まっていなかったら、「何でだろう?」と考えてみるのも楽しいものです。ぜひ諦めず、試行錯誤してください。

  8. 【完成!】食べる。オリーブ&オリーブオイルをかけて、また食べる。
    これ、めちゃ大事。味変を楽しんでほしい。実は、自分は最初、お腹が空いていたせいか、うっかり何もせず食べてしまった。それはそれでおいしかった。「あ、やべ、忘れてた」って気づいて、オリーブ&オリーブオイルを入れて、再び食べた。マジかよ!?ってくらいいい感じに変化した。この変化はぜひ試してみてほしい。同じ感動を味わえるかどうかは、あなた次第だけども。追オリーブや追オリーブオイルもとてもよかった。

おわりに。

ぜひ試してみてほしい。試してほしい、と言っている割には、結構ざっくりな作り方紹介で申し訳ない気持ちでいっぱいではあるが、ぜひ試してみてほしい。心からそう思う。そして、チャンスがあったら感想も聞いてみたい。いろんなアレンジが無限に可能だと思うので、いろいろ試してほしいし、自分もいろいろ試したい。そして、きっとまたこんな風に書いてしまうと思う。最後まで読んでいただき感謝。また会う日までさようなら。


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