【TECH PLAY】IT/DX関連のオンラインセミナーに参加してみた

先日、2回目の転職活動を終了して2022年11月から、ソフトウェアサービス会社に入社予定である。

現在は、新しい会社で必要となりそうなDXやデータ活用の知識習得を行うために関連書籍を読んだり、TECH PLAYというIT業界の無料オンラインセミナーに参加して、新たな知識、学びを収集している。

その中で、今回は初めてTECH PLAYが提供しているオンラインセミナーに参加して得られた学びを書いていきたいと思う。

【セミナーのテーマ】

企業にある「データ」をどのように有効活用して、企業がスピーディーに最適な意思決定を行い発展していくかについての内容であった。


<システム導入前によくあるシーン『現状維持バイアス』>

クライアント企業のDX推進を進めていく中で、社内の抵抗者から「今やる必要あるの」、「他にもやることあるから先送りしよう」のように、もうすぐ定年を迎える人や、変化を嫌う人の抵抗により、DXの導入がなかなか進まないことがある。

現状維持バイアスとは、「知らないことや経験したことがないことを受け入れたくない」という心理的傾向のこと。たとえ有益なことであっても、未経験のことは「安定した状態がなくなる」とマイナス思考になります。また、失敗を恐れて現状にとどまりたい人間の心理のこと。

《対処方法》

①次世代のことを考える

「次世代にこの仕事、仕組みを残したいですか?」抵抗者は、その人個人の利益だけを考えていないか(次世代≒自分の子供に残したい仕事かを具体的にイメージして考えることができる)

②ミドル人材によるアップダウン

企業によって年代の違いは多少あるが、30代~40代のミドル人材が経営層と現場従業員の間を、上手く調整しながら進むべき道筋を描いて、推進していくことが重要となる。

③上を向いている人を見つける

組織を変える人の特徴として、①最近入社した人、②最近立場が変わった人の2点があげられる。

④社外の力、第三者から話してもらう

社内で悩んでいるだけではなく、社外の意見を入れていくことで話を聞く側も素直に聞くことができ、それまで感じていた不安が晴れることがある。


<システム導入後のよくあるシーン『定着しない』>

いざ、新しいシステムやサービスを導入したものの、実際に利用する従業員はどうやって使えばいいのか、慣れるまでに時間がかかってしまい結局ほとんど使われないといったことが往々にして起きてしまう。どうすれば定着して導入効果を最大限発揮できるのか。

《対処方法》

①インフルエンサーを作る

社内の光る人に目をつけて、その人がインフルエンサーとなって周囲にじわじわと広がっていく状態を作り上げる。導入した部署の人間がこの役割を担うケースもある。

何かを盛り上げたい→しかし、みんな・誰もやらない→あなたならできる(インフルエンサー)→みんなも出来るんだよ!

②3ヶ月理論

導入当初から1ヶ月目は、Q&Aの対応が必要となることが多い。その後、運用も安定してくる3ヶ月目に、振り返り会や社内外とユーザー会を定期的に開催することで、新しい使い方の発見やこれまで悩んでいたことの解消に繋がりファンを増やしていくことができるようになる。

実際に事例として紹介されていたケースとしては、導入後2,3年は費用対効果が出せていない時期もあったが、外と繋がり続けることで新しい使い方を発見したり増やしていくことができて、苦しい時期も乗り越えることができたそうだ。


<その他>

オンラインセミナーならではの気づきとしてスピーカーが伝え方を工夫することが大切である。これはオフラインのプレゼンテーションも同様。

・ジェスチャーを大きく取る

・出来るだけ立って話す(スタンディングデスクを買うことを決めた)


以上が、初めてオンラインセミナーに参加して得られた新たな学びである。明日から使える話や、意識を変えるキッカケを得られたので、これからも時間があればオンラインセミナーには積極的に参加しようと思った。


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