世界史をリラーンするための本探し

高校三年の5月くらいに文科系転向を決めた自分ですが、その時は迷わず世界史を選択していました。もともと海外との関りを勉強したくて文科系に転向をしたから。

で、そんな熱い思いも社会人10年以上やっていれば、飛ばされた風船のように空の彼方に行っていたのですが、大学受験以降に久々に世界史を勉強したいなーと思わせてくれたのが以下の本でした。

大分前に読んだのですが、個々の事象(点)を線として見えるようにしてくれたのがこの本でした。自分が高校生時代に学んだものは点でしかなく、あの頃は詰め込み教育の犠牲者世代よろしく、若さも手伝って気合で乗り切れましたが、社会人10年以上やっているとどうも一貫したロジックとか流れが見えないというものに多大なストレスを感じて、先に進むことができません。

その点では、この本は地域別で、年代もある程度切り取られたものでしたが、ページ数という物理的な限界を考えると、逆によくこれだけまとめられたなーという感じで流れやロジックが一貫していた本でした。

同様の評価をもらっている本はほかにもあるようですので、比較対象として読んでみたいなーと思っています。

ただ、そのあとに同じ作者で買ったものがあるのですが、これは逆にダメでした。。。

上巻しか読んでいないのですが、上下巻に分けてしまったゆえに、網羅する範囲が広すぎ、打つ点が多すぎて、流れが見えないのです。いつになったらこれ、線になる??。。。。ならないなあ。。(そしてスマホに飛びつく)

イタリアの話をしていたらいきなり北アフリカの話にとんだり、「なぜいきなりここに飛んだ?」というケースが多く、読んでいてかなりストレスが溜まってしまいました。特に前著の良さを知っているがゆえに、落差が大きくて。。。

ただでさえ、外国人の名前が羅列されるとそれだけでストレスなんですよね。。ルイ×世、フリードリヒ×世、オットー×世とか、もはやスライムA,B,Cと違わず、名前で引っ掛かり苦痛でしかない。。

逆に言うとそれを攻略したような本があれば読みたいなーと思っています。

世界史は文字通り扱う範囲が広範囲なので、何かテーマを持って語るという方が読む方が流れとして理解をしやすいと思います(基本其のテーマに沿って時代が流れていくはずだから)。その点では広く知られているこれも並行して読んでいるのですが、プロローグにもある通り、著者の「なにを明らかにしたいのか」がクリアなので、読みやすいです。

ぜひぜひ皆様もおすすめの世界史の本や小説があれば教えてください。世界史は個人的にはライフテーマとしてリラーンをしていきたいので細々掲載をしていきます。

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