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ゆういちの一生 第48話 48歳の新人!下り坂48です。

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2020年。ゆういち48歳です。

PAO

子どもの講座では、PAOというお話をする講座をはじめました。昔、大人向けに自分探検カフェというのをやっていまして、ただお互いに自分の話をして、それを聴くだけというのが楽しくてしょうがなかったので、子ども向けにやり始めたのです。

話す場が楽しくなるポイントは、話す人ではなく聴く人にあります。聴く人が上手かったら話す人は楽しく話せるものなのです。聴く人が下手だから話しにくいし、話すのが苦手になる。

なので、どうやって人の話を聞けばいいのか?というのから勉強します。聴くのが下手な子どもたちたくさんいますね。

衝撃の聞き方

つい先週発見したのですが、子どもたちに「良い聴き方をして」と言うと小中学生が全員、無表情になり、微動だにしなくなりました。ああ、これが学校で言われる「良い聴き方」なのですね。歩き回ったり、私語をしたりするという前提で全く動くな、反応するな、を教えるのですね。

大人になってもあいづち打てない人は、これを大人になっても正しいと思って続けているのだと思います。相手がイヤな思いをしないように聞くができたら本当は続きがあって、杉は、相手が嬉しい聴き方です。それを学ぶ機会がなかったのですね。周りも「微動だにしない」が正しいと思って大人になった人ばかりなら気づくことができませんね。

コロナ


この講座の後半頃から、新型コロナウィルスが流行し始めました。会場で開催していたのですが、緊急事態宣言が発令され会場自体が閉館になって、中止や延期になったりしました。

4月からは外出自体ができなくなってきました。講師をしているプロダクションや専門学校でも、授業の開始時期が遅くなったり、オンライン授業になったりしました。

48歳の新人です!

僕も慌てて、オンラインに切り替えました。zoomの授業を自分が受けたり、他の人がzoomでやっている話を聞いたりして勉強しました。

学校ではzoom授業がはじまりました。zoomの勉強はしたものの、自分がzoomを使って授業をするのは初めてだし、また一から試してはデータを集めて改善してを繰り返していくことになります。いろんなことが初めてです。

新人のつもりでがんばろうと思い、新人の頃に着ていた服を毎回着ました。

初日の授業前にスタッフさんに

「未来から見たら、今日が一番へたくそな授業だと思いますが、これから良くしていきます。」

「気づいたことは何でも言ってください。すぐ改善します。」

と言ったりしました。

48歳の新人です。

授業の形式自体は初めてですが、授業はさんざんやってきて、生徒さんとも信頼関係ができている回もあります。

なんなら、自分で配信をして慣れている生徒さんもいるので、上手いこと提案してくれて、時々僕を助けてくれたりします。ありがたいものです。

対面でやっていたことをそのまま流用しても通用しないこともあるため、その度に改善を重ねていきます。

中田敦彦さんのオンラインサロン

ゴールデンウィーク中に、中田敦彦さんのオンラインサロンに入りました。

それまでは、西野亮廣さんのオンラインサロンに入っていました。そこでは、西野さんがカリスマ性を持ち、サロンのメンバーがそれに従って動いている感じです。

中田さんのオンラインサロンはというと、サロンのメンバーが自発的に動いていて、各自がオンライン配信をしたり作品を発表したりしています。

僕もサロンメンバーに声をかけて、インプロの配信を始めました。毎週続けていくうちに、改善を重ね、OBSというシステムも使い始めました。(ゆういちの一生の配信もOBSを使っています。)

自分のオンラインサロンを作る

西野さんのオンラインサロンに入っている時から、自分のオンラインサロンを作ろうと思っていましたが、二の足を踏んでいました。カリスマ的なオンラインサロンは難しいだろうと。

しかし、中田さんのオンラインサロンのような空間は作れる気がしました。なんなら、オンラインではやっていなかっただけで、オフラインではすでにやっていた気がします。

そこに集まった人たちが、自分の表現をして、それを他のメンバーが喜んで受け取り、それにインスパイヤされてまた次の作品作りにつながるという、オフラインサロンを長年やってきていたことに気づきました。

そのまねきねこの空間をオンラインに移したのが、オンラインサロンお茶の間です。

お茶の間では、いろいろな実験をしました。

・オンラインサロン限定のインプロの授業
・今日あったことを話すだけの配信を毎日
・旅行先からの配信
・即興コント配信
・各メンバーの特技や個性を生かした配信
・メンバー同士のコラボレーション

例えば、医療関係の大人のメンバーと、演技の勉強をしてる小中学生のコラボレーションができました。

まだ未完成なものを披露して、完成に近づけていく場になっています。ここで実験を重ねて、表に出せる状態になったら表に出すのです。

いきなり、未完成な状態でYouTubeに出すのではなく、安全な空間で実験を重ねて、いい形になったものを表に出していきます。

どこで転べばいいのか?

いろんなことは、一番最初は、一番下手で、一番傷つきやすかったりします。なので、どこで転ぶかです。

失敗して転んで上手くなっていくのは分かっていますが、では、どこで転ぶのか?自転車の練習を芝生の上でやるのか?アスファルトの上でやるのか?転んだ時のダメージが違います。ダメージが大きすぎると次のチャレンジに移れません。

失敗が何度もできる、いっぱいしてもダメージ小さくまたチャレンジできる場所。それが、オンラインサロンお茶の間です。

そのために僕自身がオンラインサロンを使っています。

はじめてのネットの海での配信

秋ぐらいから、YouTube配信でオンライン公演をしたり、まねきねこのおもちゃ箱という配信を始めました。

まねきねこのおもちゃ箱

オンライン公演

最初にYouTube配信をする時は、やはりドキドキしました。オンラインサロンのように信頼できる人だけが見れる空間ではなく、誰が見に来るか分からない開放された空間だからです。批判をする人、意地悪な人、陰口言う人、いろんな人に見られる可能性があります。

ただ、これもオンラインサロンで何度も実験を重ねてから公開しているので、ある程度の質が確認できているし、慣れている要素が増えるので、不安やダメージは少なかったりします。

自分を商品に

少しずつ自分を商品にしていきました。小さい頃に粘土が好きだったので、粘土を使っていきます。ねんどの配信、ねんどの講座を始めました。

ねんど配信

ねんどの講座

ねんどのラインスタンプ

イラストのラインスタンプ

グッズを作ったりしました。

Tシャツ

グッズ

ああ、これらは、始めた後、しばらくやってないけど、

大事なのは、まずやり始めて
後は続けることですね。

続けるには、やりはじめないと、続けることはできません。
なので、小さくてもいいから、まずやり始めることが大切なのです。

おしまい!

今日はここまで。
お読みいただきありがとうございました!

続きは…

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