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ゆういちの一生 第32話「終わるまねきねこ☆」

ゆういち32歳。

ゆういち32歳。
「即興パフォーマンスまねきねこ☆」をやっています。
公演を少しふりかえってみたいと思います。

第11回公演 Re-Birth

それまではコント的なインプロをしていましたが、
この回だけ即興劇団まねきねこ☆と名乗り、
演劇的なインプロに挑戦しました。

第12回公演 Impro

また、地元の香川県での公演です。

第13回公演 秘密の花園

東京と香川、両方で公演をしています。

バカにされるリーダー。

まねきねこ☆を続けてはいますが、
表現としては僕の思ったようには全く行きませんでした。

新しい人を募集してメンバーにしていきますが、
ただインプロがしたいとか、ただ舞台に立ちたいというような人ばかり。
僕が企画するまねきねこ☆をやりたいという人は少なくなり、
ダメリーダーの意見はバカにされます。

だんだん普通のよくあるインプロ公演になっていきます。
僕もどんな公演をしたのかは、パッと思い出せないくらいです。

香川公演では、父親が車を出してくれたりして手伝ってくれました。
しかし、僕がまねきねこ☆内でバカにされているので、
僕も家族も失礼な扱いを受けてしまいます。

車を出してくれている父親の車を
公演で出たゴミを運ぶ車扱いされたりしました。

恥ずかしいから。

この頃から、チラシはA5からA4サイズになります。
理由は
「A5だと小さくて恥ずかしくてチラシを配ることができない」
と言うメンバーがいたから笑。

2004年10月の公演「秘密の花園」は、東京では大塚ジェルスホールを借りました。

この理由も多分、名前を聞いたこともないような劇場で公演するのは恥ずかしいとかいうメンバーがいたからでしょう。

関わる人を増やしていくとそうなってしまいがちですね。
そのものの価値ではなく、一般的に言われている価値の方を取る人が増えていき、
よくあるものにどんどん変換されていきます。

終わるまねきねこ☆

ジェルスホールは、確か会場代が20万くらいしています。
しかし、出演者には個人のチケット売り上げをすべて返していたため、
会場代20万円プラスその他の経費で、結構な赤字になりました。

出演者へのバックすら返せなくなってしまったので、
ここで劇団としてのまねきねこ☆を終わらせざるを得なくなりました。

なので実際の東京の即興パフォーマンスまねきねこ☆の活動は、
2004年10月で終了したようなものです。

その年末、「秘密の花園」で意気投合した出演メンバー何人かでクリスマスの公演をしたそうです。
しかしそれには僕は出演していないし、全く関わっていません。
まねきねこ☆という名前だったのかな?

この年に有限会社を立ち上げました。
しかし、収入はほぼゼロです。
公演で収入を得ることはあきらめ、
教えることへとシフトしていきます。

続くよー


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