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超望遠レンズ わたしの 5th ステージ(#1573)

キヤノンのRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMを再評価しています。

野鳥撮影用に、軽量で長時間手持ちできるレンズをいろいろ使ってきたことをここ(↓)に書きました。

=> APS-Cで70-300mmで野鳥撮影開始。(1st)
=> 焦点距離を伸ばしていった(2nd)
=> フルサイズに変えた(3rd)
=> 軽い単焦点レンズに変えた(4th)

なんだかんだで7種類の超望遠レンズを使ってきました。
テレコンを加えると9バリエーションになります。

そこから身をもって分かったこと。

ロクヨン、ハチゴロークラスの大口径超望遠レンズでない場合、500〜600mmクラスのレンズは、どれを選んでも綺麗さは大きく変わらない。

身をもって体験し、そうわかりました。
もちろん差はありますが、大きな差ではないです。

そうなると、ズームの方が便利ですよね。

フルサイズの超望遠ズームは、純正のものは各社このようなラインナップになっています。

キヤノン:100-400mm、100-500mm、200-800mm
ニコン:100-400mm、180-600mm
ソニー:100-400mm、200-600mm

わたしの撮影スタイル(ハイキング、トレッキングに携行して、手持ちで長時間ホールドし続けたい)では2Kgオーバーは無理なので、もっと軽量な1.5kg未満のものにしたい。それはこの4本になります。

キヤノン:100-400mm、100-500mm
ニコン:100-400mm
ソニー:100-400mm

キヤノンの100-500mmが他に比べ100mm長いですし、1370gと軽量なので、この中では際立って良さげに見えるでしょ?

600mm欲しいところですが、この動画を見て考えが変わりました。時間があるかたこちらの動画を観てください。

500mmと600mmでは100mmの差はあるのですが、被写体までの距離にすると50cm程度の差なんです。それよりも広角側が100mmであれば引いた絵も撮れるので、そのメリットも大きいことが理解できます。広角側が100mmか、200mmか、こちらの方が絵作りとしては差が大きい。

上記動画の24:42あたり

改めてRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMを意識してみるようになると、100-500mmってキヤノンはうまいこと作ったなぁと感心します。つい先日までは500mmは中途半端だなと思っていたのですがw
500mmでF7.1とやや暗いのですが、前に使用していた富士フイルムのXF150-600mmは500mmのときF8なので、それよりは実は明るかったりします。

また、キヤノンはAPS-Cクロップすると1.6倍なので換算800mm F7.1になります。1.5倍のクロップに比べ画素数は減りますが、ファインダー内での像は見やすくなります。

ロクヨンを持っていて、RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMをサブとして持つのが一番幸せなように思いますが、ロクヨンは手が出せないし自分の撮影スタイルからすると、フルサイズの超望遠ズームとしてこれはかなりいいと思います。

わたしの 5th ステージとして「フルサイズの軽いズーム」を見直し、キヤノンRF100-500mmを再評価しました。

AF精度の高そうなキヤノンでフルサイズの軽いズームは相性良さそう。

もうすぐEOS R5IIが販売開始になりますが、それと合わせて是非使ってみたいと思います。


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