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プリ撮影できるカメラ(#1376)

シャッターを押す少し前から写真が撮れる「プリ撮影」機能が欲しいです。メーカーによってその機能の呼び方はまちまちで、ニコンは「プリキャプチャ」、キヤノンは「RAWバーストモード(プリ撮影)」、ソニーと富士フイルムは「プリ撮影」、OMデジタルは「プロキャプチャー」、パナソニックは「プリ連射」と呼んでいます。

以降は、プリ撮影と呼びます。

プリ撮影が搭載されていて、比較的新しいモデルは次のとおりです。

ソニー α9III
ニコン Z 9、Z 8、Zf
キヤノン R6 II、R8、R7、R10
富士フイルム X-H2S、X-H2、X-T5、X100VI
OMデジタル OM-1 II、OM-1、OM-5
パナソニック G9proII

※他にもあるけど割愛

野鳥を撮影しているとき、飛び出す瞬間や飛び出し中を撮るには、プリ撮影機能があるとすっごく便利です。富士フイルムのX-H2・X-T5で野鳥を撮っていたときは、その機能があったので重宝しました。まさに飛び立たんとする挙動を撮った1枚はなかなかいい感じでした。

富士フイルムは600mmクラスの超望遠レンズがXF150-600mmしかなく、テレ端開放がF8なので、高画素・F6.3以下を考えてソニーに移行しました。

ソニーの場合、プリ撮影はα1にもα9IIにもα7RVにもありません。愛用しているα7CRにもないです。最近出たばかりのグルーバルシャッター搭載のα9IIIにようやく実装されました。この機能に関しては後発ですね。

今時点の各社のプリ撮影機とレンズ構成を考えるとこう思ったりしています。

ニコン:Z8とZ 600mm F6.3が良いのですが、ソニーからのマウント替えになりますし、カメラボディは小型・軽量にこだわりたいので、自分にはちょっと違うかなと思っています。[追記]プリ撮影ではRAW記録はできず、JPEGのみです(2024/3/4現在)。

キヤノン:ちょっと変わった焦点距離やF値のレンズばかりで、レンズが自分には選びにくいです。

富士フィルム:先ほど書いたとおりです。

そんな感じで見ていくと、OM-1 mark IIはどうなんだろう?と思えてきました。(パナソニックは割愛します)

OM-1 mark IIが発表されたときは、RAWが12ビットのままなので食指が動かなかったのですが、プリ撮影用にどうだろうかと触ってみたくなりました。
使ってみないと挙動がわからないですし、12ビットRAWや高感度ノイズも自分が撮った写真で現像してみたいです。

触ってみたい。
そう思っていたら、試しませんか…と。笑

OM-1 mark II、ZUIKO ED 300mm F4 IS PRO、1.4xテレコンを試す機会ができてしまいました。せっかくなのでいろいろ触ってみようと思います。

ソニーからα9IIIより高画素で安くてプリ撮影できるモデルが出る。
ニコンからZ 8よりもっと小型・軽量で安くてプリ撮影できるモデルが出る。
キヤノンから500mm F5.6、600mm F6.3などのリーズナブルで使いやすいレンズが出る。
富士フイルムから500mm F5.6、600mm F6.3などのリーズナブルで使いやすいレンズが出る。
将来そんなのが出れば話は早いのですが…

今回は買うということではなく、OM-1 mark II、ZUIKO ED 300mm F4を体験するお楽しみイベントとして試写させてもらおうと思います。 


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