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2次元腐女子が3次元腐女子になってしまった訳

前回、あれだけ3次元二次創作は気をつけなくてはいけないと言っておきながら、自分が3次元にハマったきっかけのバンド名を出してしまうことに矛盾を感じつつ

あくまでも妄想物語ではなく、私がなぜ彼らに、腐女子的妄想を抱くようになってしまったのかを、実際のエピソードを交えつつ書いていきたいと思います。嫌な方もいらっしゃるかと思うので、ここから先読みたくない方は、立ち去って頂けるとありがたいです。


前回からしつこく書いている通り、私はBL小説や漫画が大好きで、特に10代から20代にかけては、同性愛者ではないのに魂から惹かれあう男同士の物語が大大大好物でした。

しかし当然それは空想上の男同士であり、実際に唯一無二の男同士なんて、そう簡単にいるわけがありません。

そのうちBL好きが相まって、男同士の関係性フェチになってしまった私は、お笑い芸人の男同士の相方って夫婦みたいで独特よなと密かにキュンとしていたり(でもお笑い芸人さんに関しては関係性に萌えてるだけで腐った妄想はしてないです)
電車で仲良さ気な男子校生二人組がいれば観察したりしていたものの、現実には存在しないよねと、なかば諦めの気持ちでひたすらBL漫画や小説を読み現実逃避していました。

そんなある日、私はTVから流れる「天体観測」の歌声とメロディに一聴き惚れします。

おそらくBUMP OF CHICKENのファンになった方は、このパターンが多いと思うのですが、私も例に漏れず天体観測から、彼らの音楽の虜になり、今まで出したアルバムやシングル、インディーズ時代のCDまで買いあさり始めました。

その上、ボーカルの藤原基央様が非常に私好みの顔とスタイルだったため、イケメンにキャーキャーするミーハー心も加わり、最初はごく普通のファンとして、彼らを応援するようになったのです。

元々オタク気質な私は、そのうち音楽を聴くだけでは飽きたらず、音楽雑誌のバックナンバーまで遡り、彼らのインタビューを貪るように読むようになり、そこで私は、彼らが4人とも幼稚園からの幼馴染であることを初めて知ります。(幼馴染は腐女子の大好物です)

そして、中でも藤原君と増川君の関係に、え?こんな関係性が現実にあるの?脚本家が作った話し?嘘でしょ!と腐女子センサーが狂ったように反応してしまったのです。

一応最初に言っておきますが、彼らは無論同性愛者ではなく、藤君は最近結婚しましたし、増川君も若いうちにデキ婚しています。

しかしですね、私の場合、3次元では別に本気で付き合ったり恋人でいて欲しいわけではないのです! 勿論、3次元の推しCPが結婚なんてしてくれたら、多分私喜びのあまり死ぬんじゃないか?と思いますが、そんな贅沢な事はさすがに言いません。
ただただ、その二人にしかない、唯一無二の特別な関係に血湧き肉躍るのです。

というわけで、ここに、私が三次元に転がり落ちてしまった藤原さんと増川さんのエピソードを、うろ覚えですが、あくまでも事実に基づき書いていきたいと思います。
腐女子的解釈や考察は、{}内に勝手に書いてしまいますので、そこは読み飛ばしたい方は無視してください。

*中学の頃から、ホモ川、ホモ原と言われるくらい仲が良かった。

*ラジオ出演中、ライブの後二人で部屋のお風呂の湯船に入り色々話していてと語り、パーソナリティの人にえ?二人で?と驚かれていたが、別に気にせず話し続けていた。

{温泉ならまだしも!部屋のお風呂の狭い湯船に20代の男が一緒に入るって!!いや、なんもないからこそ平気で言ってるんだろうけど、そこまで仲のいい男同士本当にいるのね!と衝撃を受けました}

*藤原さんが増川君に向けて書いたキャッチボールの歌詞が尊すぎる!

{直井君にも書いているが彼には二人称がおまえ、増川君は君【キミ】。当時藤原さんのラブソングも二人称は君【キミ】だったので、増川君は君【キミ】なんだ!と勝手に滾る。しかし升くんへの歌詞も君【キミ】だったので特に意味はなかったようです}

*増川君は、理系の大学を浪人してまで入っており、勉強とバンド活動の二足の草鞋であることからか、正直4人の中でもあまり演奏上手くなかったが、藤原君は上手い下手ではなく増川君が良かった。

{インタビュー読んで私が勝手にそう感じました}

*増川君は、私が当時見た音楽雑誌のインタビューでは大学院へ行き研究したいみたいなこと言っていて、彼には彼の夢があったようだが、最終的に大学を辞め、藤原君とバンドを続ける事を選んだ。

{正直チャマと升君は既に覚悟決めてる感じだったので心配していませんでしたが、増川君は常に心配でした。
アルバムユグドラシルでは、増川君の演奏技術がメンバーに追いつかず、代わりに藤原君が弾いてレコーディングした曲もあり。そうまでして藤原君は増川君にメンバーでいて欲しいのかな?でもバンドメンバーなのにレコーディングに参加できないって増川君にとっては余計辛くないか?と腐女子ファンの間でもこの状況に賛否両論出ていました。
しかし最終的に増川君はBUMP OF CHICKENを選びます!最近紅白で彼らを久々に見ましたが、バンプが今も4人でいてくれること、増川君が辞めずに今も藤原君の隣でギターを弾いてくれていることに心から感謝です)

他にもラジオの会話やらエピソードやら、膝枕やら、腐女子が勝手に心ときめく出来事が多々ありましたが、とにかくこの二人の関係性に非常に深い絆を感じた私は、そちらの意味でも彼らにどハマりし

すると、脳というのは、自然と同じ趣向の方々を見つけ出してしまうようで、なんとなくファンサイトを色々検索しているうちに、三次元の二次創作BLサイトを、本当に偶然発見してしまったのです。

しかもそのファンサイトの方々が皆文章力のある方々ばかりで、二人はラブラブみたいなだけの内容ではなく、彼らの関係性や葛藤も凄く物語性をもって丁寧に描かれていて、こんな世界があったなんて!とすっかり感動した私は、そこで見事に3次元二次創作の世界に転がり落ちてしまいました。

勿論、全部フィクションの妄想物語ですし、見つけたのが私だったから良かったものの、本来はその世界知らなかった人に見つかるようなヘマをしてはいけませんよ(というか私が元々腐女子だったのでクイズ解けちゃったんですけどね💦)

しかし私は、周りに腐女子がほとんどいない世界で生きてきたので、ネットの中にはこんなにも私と同じ趣向を持つ方々がいたのかと、救われたと言うと大げさになってしまうのですが、それに似た感情を抱いたのです。

そんなわけで、次回は自分が、さらに自分で書くほどのめりこんでしまった方々について、やはり妄想物語ではなく、実際あったエピソードと、勝手な腐女子的解釈を交えて、語っていきたいと思います。















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