田舎者だけど車を捨てようと思う
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車持ってるけど基本自転車生活
新潟市在住です。新潟では車がないと生きていけないと言われています。実際僕も車を持っています。
僕は自転車が趣味で、どこでも自転車で行きます。もともとは市街地から離れた僻地に住んでいましたが、自転車生活をしたくて、駅から近い中心地に引っ越しました。
といっても、まだ車は持っています。今自分が車に乗るのはどんなときかというと、大雨か大きな荷物を運びたいときくらいです。月に数日、って感じでしょうか。
あまり車に乗らない自分の、1日あたりのコストを計算してみた
もう大して車乗ってないけど、実際どんだけコストかかってるんだっけ?というわけで費用をざっくり計算してみました。
多めに見積もって月5日 = 年に60日使うとします。車にかかる年間費用はこちらのサイトを参考に、ちょっと低めに600,000円とします。
単純に60日で割ると車を使うのに1日10,000円かかっていることになりますね。
レンタカーだと3日で一万数千円くらいで借りれるし、タクシーで1日10,000円使おうと思うとなかなかです。
車をもつメリットとしては
「乗りたいときにすぐ乗れる」
「自分の好きな車に乗れる」
「好きなようにカスタマイズできる」
的なことが考えられますが、僕には好きな車もなければカスタマイズもしなくて大丈夫なので、「乗りたいときにすぐ乗れる」ことくらいです。そのために年間60万円を払うのか、って考えたら相当微妙な気がしてきました。
つまり「乗りたいときにすぐ車に乗れる年額60万円のサブスク」をポチるか、という話と本質的には同じではないでしょうか。
仮にタクシーやレンタカーに年間30万円を使ったとして、残りの30万を他のサブスクに突っ込めると考えたら、Adobe Createive Cloud , AppleMusic, Dropbox, Amazon Prime, Kindle Unlimited, Audible, Netflixにじゃぶじゃぶ注ぎ込んでもお釣りがくるなぁ、と。
思った以上に理解されなかった
そんなことを考えながら「車やめよっかな」と何人かの(新潟に住んでいる)知人に言ってみたところ、全員ドン引きしていました。
「実際不便だと思う」
という声もあれば
「フツー、車持ってるべきでしょ」
「大人の男としてどうかと思う」
という声もありました。
他人にどう思われるかとかフツーとかはどうでもいいんですが、思っていた以上に受け入れられなかったことに衝撃を受けました。
でも、車捨てます
話変わりますが、この春に結婚をすることになりました。相手には、出会って早い段階から車に興味がないこと、できることなら自分は車を持ちたくないという話をしていました。
最初は大きい車に乗ってほしい的なことを言っていたのですが、もともとシンプルな生き方を好む方だったのもあり、今では
たしかに、興味も必要だとも思っていないものにお金をかける必要ないよね?
と、僕の方の車を捨てることに納得してくれました。本当に感謝しています。
というわけで、僕はこの春で車を捨てることにしました。正確には相手の車があるので完全なカーレスではありません。若干盛った感があってすいません。でも、事実「田舎に住んでいるのに車を持っていない大人のおっさん」という肩書きになるのです。
不動産屋さんの若い営業マンが普通に理解してくれた件
新しい住居を探しているとき、20代と思われる若い男性営業マンに駐車場の台数を聞かれたので、自分側の車を捨てる話をしていたら「僕も車やめようと思ってるんですよ〜」とふつーに理解してくれました。
「僕の世代の人にはまったく理解されなかった」と話したところ「え、なんでですか?」「カーシェアリングとかもありますしね」と、ピンと来ていない様子でした。
わかってくれる人いて嬉しかったです。
というわけで、ここ新潟市という田舎でも、「車持ってなくてもよくね?」という時代が近いうちに来るかもしれないな、と感じた次第です。
というわけで、先駆けて車捨てる宣言をしておきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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