近況報告 株式会社メルカリでの最終出社を終えました
こんな状況下ですが、去る2020年3月31日、およそ5年半勤めた株式会社メルカリにて最終出社を終えました。現在、一ヶ月半ほどの有給休暇消化期間を過ごしています。
在籍期間を振り返りながら、自分の頭の中の整理がてらnoteにしてみました。
メルカリで何をしてきたか
2014-15年
私が入社した2014年末頃には既に600万ダウンロードを超え、テレビCMも始まっており、USでの事業もローンチしていました。グロースにアクセル踏んでいる頃なので、全然初期ではない中期メンバーだと思っている。
ソフトウェアエンジニアとして入社した私は、当初メルカリのBackendやWeb frontendの領域を中心に機能開発を行っていました。初めての仕事は、とあるWebアプリケーション(メルカリ本体ではない)で利用していたDBサーバのストレージ容量逼迫による、本番DBサーバ移行でした。
SREが組織される前で、後にSREメンバーになる方々もまだ少なかった為、本当にあらゆる事をやらせてもらっていた時期でした。
当時あまり撮っていなかったようで写真が残っていないのですが、こんな記事にいました。奥から二番目がわたしですね。
2016-17年
2016-17年からはUS事業に深く関わる機会に恵まれ、現地ブランチへ出張を重ねながらサービス改善の為の機能開発に従事していました。
長くなるので一文に収めましたが、他では経験し難いエキサイティングな日々や出会いを経験させてもらいました。
当時のチームメンバー達と一緒にヨセミテ国立公園にて。
とても印象深い、とある長い夜の一枚。
2018-19年
2018年からは、打って変わってエンジニアリング組織を作っていくEngineering Operations Team(EOT)というチームで、ソフトウェアエンジニアの採用・オンボーディング等の仕組みづくりに関わることになります。
採用プロセス改善・自動化や新規開発拠点立ち上げ支援、新卒を含む新入社員へのオンボーディングプログラム整備等々、組織が大きくなる過程でしか関わる事の出来ない多くの機会にコミットさせて頂きました。
当時の立ち話記事がこちら。
最近
2019年後半からはプロダクト開発チームへ戻り、Microservicesの基盤に乗ったサービス開発を主とするチームに属し、サービスの運用と過去に自分が開発に関わったサービスの保守改善を行っていました。
猛烈に優秀なメンバーに刺激を受けながらの日々は、改めてサービス開発の楽しさを実感する毎日でした。
上記以外にも、カンファレンスの登壇や海外カンファレンスへの参加、MVP受賞、新卒を始めとする沢山の新メンバーのメンタリング、等々の代え難い経験は枚挙に暇がありません。加えて、サービス/プロダクトを愛し、一つのミッションに向かって働く才能豊かなかけがえのない仲間達との出会いは、一生の財産になっていくと確信しています。みんな、これからもよろしくね!
退職理由
端的に言語化すると、入社前に考えていたやりたかった事を大きく超えた濃密な5年強を経て、ここで得た経験を生かして新たなチャレンジに進みたい、という気持ちが大きくなったからです。
相変わらずサービスも仲間たちも変わらず大好きだし、働く上での環境としてもこの上無いという程に恵まれている。悩みに悩み抜いた決断だけど、COVID-19の影響もあり送別会もなくなってしまったので、正直今はめっちゃ寂しいよう(泣)
最後に
次にやる事は決まっていますが、それについてはまた改めて。
今後も自分の出自やこれまでの経験を生かして色々な事業や活動に関わっていきたいと思っているので、何かあればSNS or yuisakamoto0307@gmail.com まで、お気軽にご連絡頂けたらと思います。
COVID-19の影響で色々な行動が制約される中ですが、5月半ばまで自由な時間を過ごす予定です。
状況が落ち着くまではほぼオンラインになりますが、お茶やオンライン飲み会等気軽にお誘いいただけたら嬉しいです。
大好きなサービスを外から見守る寂しさはありますが、一人の大ファンとして引き続きメルカリを大いに生活の一部としていこうと思います!
メルカリで働けたことを心から誇りに思っています。心の底から感謝でいっぱいです。少しでも関わってくれた社内外全ての人々にありがとうございました!!
付録
沢山の写真があったのですが、載せられないものや写り込んでいる方々の許可を得るのが大変なため、過去のツイート達で思い出に耽ります
・初出社。入社後半年くらいはメルカリについてのツイートは特になし
・受賞の日はUSJでゾンビに囲まれていた事を覚えています
・↑のちょうど一年後に、私がメンターを務めた16年新卒の萬代くんが全社MVPを獲得。教育を担当した彼の受賞は、私の在籍期間での出来事の中でもハイライトのひとつ。
・とあるカンファレンス登壇時の写真。この頃まで伊達メガネをしてた模様
・当時の同僚がとある重大なミスを犯した直後、安全を確認した際のツイートです
・立ち上げに大きく関わった福岡開発チームが記事になったときの、嬉しいくせにURLだけ貼るスカしたスタイル
・2019年新卒との研修についてのポスト
・最後の最後に関わってた仕事
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