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低用量ピルを始めて体調が良くなった話

 9月末、転居をきっかけに体調をできる限り整えたいな〜と思い、以前から気になっていた低用量ピルの服用を始めました。低用量ピルについてと、3ヶ月ほど服用を続けてみた個人的な感想を書いていこうと思います。
 生理との付き合い方に悩む女性、そうでない女性、また男性の方にも読んでいただけたら嬉しいです!

私の毎月の体調管理

 私は以前からPMS(月経前症候群)や月経困難症(生理痛など生理中に日常生活の営みが困難となる症状)で悩んでいました。特に生理が始まった日は立っていられないほどの腹痛、腰痛、頭痛、めまい等の症状が出てしまうので、強めの痛み止めを飲んできっかり半日寝込むのがルーティン。
 会社員時代は在宅勤務が導入されていたので楽な服装をする等でなんとか乗り切っていましたが、出勤時は全然仕事にならなかったです。ありがたいことに融通を利かせてもらいやすい職場でしたが、それでも毎日決まった時間の勤務が必要な正社員の働き方は辛いこともありました。(実は退職の一つの要因でもあります。)

低用量ピルの使用目的

 ピルと聞くと避妊目的がまず浮かぶ方が多いのではないかと思います。もちろんその使用目的もあるのですが、低用量ピルにはそれ以外に前述のPMS改善・肌荒れ改善を目的として使用されることがあります。
 今回私は、PMSや生理痛が少しでも緩和されたらいいな!と思い始めてみました。

低用量ピルってこんな感じ!

 現在は「トリキュラー」という、ホルモン周期に合わせて異なる錠剤を服用するタイプの低用量ピルを使っています。28日分が1シートになっていて、毎日決まった時間に1日分ずつ服用します。21日目までは成分の入った「実薬」ですが、22〜28日目までの分は成分の入っていない「偽薬」です。
 ピル服用時には「休薬期間」と言って服用をやめる期間を定期的に設けることが多いです。服用自体をやめて休薬期間が明けたら再開というパターンもありますが、内服を習慣づけるために偽薬を服用するパターンもあります。(私は後者のパターンです。)1シート服用が終わったら、次のシートの服用を始めます。
 ※毎回同じ錠剤を服用するタイプの低用量ピルもあります。

「トリキュラー」はこんな感じ。見たことありました?

オンライン診療&定期便の活用

 ピルは医療用医薬品のため市販で購入できません。必ず医師の処方がいるというのが個人的に高いハードルだったのですが(病院嫌い)、現在ではオンライン診療が可能です。
 ネットで診療時間を予約、電話で診療と処方を受け、その後自宅に処方されたピルが届く仕組みです。決済はクレジットカードでOK。なんて便利…!私が利用しているクリニックは再診不要で定期配送できるため、毎月決まった時期に自宅に届きます。これなら忙しい方でも使いやすいな〜と感じています。
 ちなみに料金は月に約3,000円です。参考までにクリニックのリンクも貼っておきますね!

感じている効果

■痛み止めの常備が不要になった
 以前は生理が来て、外出先で急に動けなくなってしまったことがありました。自宅で過ごしていても、痛み止めを切らしていた時は布団から一歩も出られなかったです。低用量ピルの服用を始めてから、痛み止めを一度も服用していません。これは私の中でかなり大きかった!(いきなり動けなくなるのしんどいですよね。。)

■毎月の生理が軽くなった、気がする

最後に

 個人的な話を書いてしまいましたが、「低用量ピルって聞いたことはあるけどそんな感じなんだ!」と思った方も多いのではと思います。私は服用を始めるまで全然知りませんでした。
 企業の福利厚生として低用量ピル服用の補助が導入される事例も増えているとか。私は生理について割とオープンに話してしまいますが、特に異性同士ではまだまだ話題にしにくいテーマかなと思います。自分ごとではない方もいるかもしれませんが、家族や友人、会社の上司・同僚・部下など周囲の人のためにも皆が「知っておくこと」は大切なのでは1
 この記事が「知る」一歩目になったらいいな、で今回は締めたいと思います!

2022.12.20  ゆい

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