見出し画像

セブ親子留学の話①〜経緯〜

私は2019年にフィリピンのセブに当時4歳と2歳の娘2人を連れ、親子留学をしました。

なぜか自己紹介の記事に書いていなかったので、付け加えたのと、インスタの親子留学の投稿を見て下さって連絡をくださる方々がいらっしゃるので、改めて、経緯や感じた事、得たものなどをここに記します。

書いていたら長くなったので、複数記事に分けます。

親子留学を考えている方はもちろん、人生に迷っている方にも、何らかの参考になれば幸いです。

どん底の精神状態での決意

親子留学というと、「グローバル意識や教育意識が高いママさんが、未来投資のために行くキラキラしたもの」というイメージがどこかあるのですが(私だけ?じゃないよね…?)、私の場合はまったくキラキラしていないどころか、ドロドロの状態からの決断でした。

私は子どもが生まれてからというものの、育児の肉体的な負担に加え、精神的なストレスが半端なく、日々を生きるのに精一杯という感じでした。
育児をする中で、これまでは何とか抑制したり見て見ぬふりをしてきた、心の闇の部分に次々と直面せざるを得ない状況に出くわして、ノイローゼのような鬱のような精神状態が、波はあるものの、何年も続いていたのです。

それで幾度となく、人生を諦めたくなっていたのですが、2019年の6月頃にまた、どん底の精神状態になっていた時、「人生をどうせ投げ出すなら、同じくらい勇気がいりそうな、やりたかった事をやろう」と思ったのです。

やりたかった事は他にもあったはずですが、なぜ、親子留学なのか?というのには訳があります。
絶望的な気持ちで「育児」「しんどい」「死にたい」みたいなヤバめのネガティブワードでネット検索していたのですが、そこで目に留まったのが、親子留学を扱うエージェントのスタッフさんのブログでした。

その方は一見、華々しい生き方をされているようでも、育児を通してご自身の心と真摯に向き合っておられて、親子留学の実体験も含んだブログ内容に感銘を受けました。

それで、時期とかお金とか具体的な事は分からないけれど、とにかく私も親子留学に行こう!と決めたのです。
そして気が変わらないうちに、そのスタッフさんに問い合わせメールを送りました。

特に大きな決断は「できるかどうか?」を考え出すと、人はできない理由を並べたて始めてしまうので、本当にやりたいなら、先に決めることが大事ですね。自分にも向けて言ってますが。

本当に子どもも連れていく?

そんな経緯もあり、「親子留学が夢だった」とは言っても、私は海外に憧れを抱くタイプなので、ただの単身での「留学」や「海外旅行」でも良いのでは?という想いも少し湧いてきました。

当時のストレスは育児によるものが大きかったですし、子どもを連れて行くべきか?単身で行った方がラクじゃないか?と。

当然、2歳と4歳の子を連れて行くより、単身留学の方が圧倒的に身動きが取りやすいし、お金や手続きなどの労力だって少なくて済みます。

でも、私は子ども達を連れて行くことにしました。

理由は主に3つ。
・親子留学のイメージがずっと頭の中にあった。
・自分だけ留学することによる罪悪感や、子どもの預け先を考える面倒さの方が、単身で留学するメリットを上回りそうだった。
・子どもに海外を経験させたい気持ちも強かった。

こうして、私は前述の親子留学を扱うエージェントのホームページを読み漁り始めました。

時期と期間と国の選定

行くと決めたら、時期と期間と国を決めなくてはなりません。

国に関しては、英語を学びたいので英語圏が条件。前述のスタッフさんがフィリピンに親子留学されており、その寛容な国民性に惹かれたため、フィリピンがいいかなと。

価格帯もアメリカや他の国々よりお手頃だし、2歳と4歳を私1人で連れてのフライト時間はできるだけ短い方がいい。

フィリピンの中でも、空港から近くて、ショッピングモールなどの施設もたくさんあって(私は毎日マッサージを受けたかったのです)、親子留学受け入れ校もある、便利そうなセブにしました。

時期と期間に関しては、以下の3点を考慮して、11月に1ヶ月弱の留学を決めました。

①暑すぎたり寒すぎたりしない時期。
②できればホリデーシーズン以外の時期。
(コスト面と程よい生徒数という側面から)
③上の子の幼稚園の行事ができるだけ無い時期。
(娘の日本での経験の機会を奪いすぎないよう) 


6月に留学を決意して、8月頭には国も時期も期間も決定しました。

そして11月の渡航日まで、留学エージェントのスタッフさんとメールのやりとりをしたり、事前交流会やカウンセリングに参加したり、YouTubeで簡単な英語の勉強をしたりしていました。

留学前のハプニング

ところが、留学を前にした夏、私は2回も体調を崩して、一回は入院までするという事態になりました。

留学を決めてから、多少は前向きな気持ちも芽生えていたのかもしれませんが、日々のワンオペ育児家事中心の生活は相変わらずでしたし、子どもの健康を守ることに必死で、自分の身体を気遣うということができておりませんでした。

それで、幼稚園でまだ流行ってもいなかった手足口病に長女→次女→私の順番でかかり、大人がかかると辛いという噂を体感しました(ToT)

そして、やっと一難去ったと思ったら、今度は長女と私が肺炎にかかり、私に至っては1週間入院しました。
これまで病弱なタイプではなかったので、ショックを受けましたが、相当の負荷や未消化の感情が溜まっていたのだと思われます。

そんなこんなで、果たして親子留学なんか行けるのか⁉︎と心配にもなりましたが、その点は意外にも、ママ友達のあっけらかんとした楽天的な意見と態度に励まされました。

つづく…

次回の記事では、
・費用や英語の授業のこと
・現地でやると決めていたこと・やったこと
・現地でも変わらなかった2つのこと
などを綴りたいと思います。

ここまで読んで下さった方がいらっしゃったら、どうもありがとうございます^^
あなたに幸あれ★

画面の向こうのあなたに届いてほしい、感謝の気持ち。 ラッキーとハッピーは、優しさとなって循環しますね^^