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ホームスクーリングについて

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我が家の子どもたちが選択した「ホームスクーリング」という学び方について綴っています
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#ホームスクーラー

家事をしていたら、娘が拍手をくれた

子育てしていると、どうしたって家事が発生します。 毎日毎日繰り返している家事に対して、娘から拍手をもらったとき「ありがとう」と言われるのとは違った感情が生まれたので、書くことで整理してみます。 終わることのない家事我が家の家族構成は、夫と、長男(12歳)、長女(9歳)、次男(6歳)です。 夫は家事や子育てに主体的に取り組む人なので、お互いが好きな家事を分業して日々を回しています。 とはいえ育ち盛りの子どもたちを育てていると、掃除、洗濯、料理など、家族の生活を維持するための

ホームスクーラーと不登校経験者、ゲームという共通の話題

少し前、我が家では空前の「クロノ・トリガー」ブームが起こりました。 今回はその時のお話です。 私は、小4で不登校になってから2年ほど、ひたすらゲームやマンガに没入する日々を送っていました。 当時はドラゴンクエストやファイナルファンタジーなど、今でも愛されているメジャーなタイトルの最盛期。 毎年のように素敵な作品が発表されており、ゲームの世界に夢中になっていました。 クロノ・トリガーという名作夢中でプレイしたゲームの中に、「平成のゲーム 最高の1本」(※ファミ通)とされて

ホームスクーラーとパジャマについての話し合い

前回、夏休みに入った我が家のホームスクーラーたち(の一部)が、朝から夜までパジャマで過ごしている、ということをお伝えしました。 (前回 ホームスクーラーの夏休みとパジャマ) 今回は、そのことについて、子どもたちと何を話したのかについてご紹介します。 パジャマに対するスタンスを整理まず、私の基本的なスタンスは次の2点です。 ・パジャマで過ごしても、死ぬわけじゃあない ・自分も終日パジャマをしたことがあるので、なにか言える立場にない これを踏まえて、子どもたちに前提条件を伝

ホームスクーラーの夏休みとパジャマ

ホームスクーリングという学び方を選択している我が家の子どもたち。 夏休みになってからというもの、私が帰宅すると、「お母さん、じゃじゃーん!」パジャマ姿で玄関に顔を出し、「朝からずっとパジャマでいました」アピールをするようになりました。 今回は、そんな彼らの行動にどう対応したかについてお伝えします。 ホームスクーラーの「夏休み」我が家には小6長男、小4長女、小1次男と3人の子どもがおり、ホームスクーリングをベースにしつつ、フリースクールに通ったり、学校の部分利用をしたりと、各

フルタイム勤務でも、子どもとの時間を作る「寝る前だっこ屋さん」

働きながらの子育ては毎日忙しく、子どもたちとゆっくり過ごす時間を取れません。 そんなときでも、子どもたちと密な愛情交換をするために行っている「寝る前だっこ屋さん」という習慣と、そこから得られるプラスの効果についてお伝えします。 忙しい自分とホームスクーラーの子どもたち私は毎朝子どもたちより早く家を出て、帰宅してからも就寝までバタバタします。 そんな忙しい日々を送っていると、私が家事をしている横でゆったり過ごしている(ようにみえる)子どもたちにイライラしてしまうことも多く、そ

ホームスクールの新学期~我が家のホームスクーラーの選択~

子どもがホームスクーリングを選択していると、日常生活において「新学期」的なイベントはありません。 ですが、学校の部分利用もしている我が家では、担任の先生とのご挨拶や、教材費をどうするかという事務的な確認など、年度替わり特有のやりとりがあります。 今回は、この新年度にどんなことしたかについて振り返ってみます。 長男(小6)の場合新年度が始まりあっという間にひと月経とうとしています。 我が家には小6の長男、小4の長女、小1の次男がおりまして、この4月からは次のような生活を送って

ホームスクールの日常⑧料理してたらお片付けが上手になった

こんにちは、結(ゆい)です。 このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。 今回も引き続き長女(9歳)の様子を綴ります。 前回 ホームスクーリングの日常⑦学校の部分利用 長女はHPC(非常に敏感な子ども)の特性を持っているため、学校の部分利用という学び方を選択し、家庭と学校のハイブリットで過ごしています。 そんな彼女の好きなことは料理・お絵かき・ねんど細工など何かを作ることです。私は、ホームスク

ホームスクールの日常⑦学校の部分利用~給食だけ食べに行く~ 

こんにちは、結(ゆい)です。 このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。 今回は久しぶりに、子どもたちの様子を綴ります。 長女はいま9歳、ホームスクーリング(家庭を中心とした学び方)を自ら選択して育っています。 (その選択に至るまでは「HSCの不登校①繊細な長女のエネルギー切れ」でも紹介しています) ホームスクーリングとはいいつつ、学校も楽しいし、今の担任の先生のことが大好きなので、 ・おいし

ホームスクールの日常⑤読書はいいけど動画はダメなの?

こんにちは、結(ゆい)です。 このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。 今回は自戒を込めて、子どもの遊びを評価する親のモノサシって勝手なもんですよね、ということについて考えてみました。 我が家には、小5の長男、小3の長女、保育園年長の次男という3人の子どもがおります。 それぞれ個性はバラバラなのですが、共通の趣味として読書と動画鑑賞があり、家では黙々と本を読んだり動画を観ていることが多いです

ホームスクールの日常④学習教材と親のエゴ~その勉強は誰のため?~

こんにちは、結(ゆい)です。 今回は、「学習教材の辞め時って、子どものやる気がなくなったその瞬間なんですよね」というお話をします。 この1行が結論なので、時間が無い方はここで他の記事に行っても大丈夫です笑 ホームスクーラーの長男が「これやりたい!」と言って来た 我が家の長男は、地域の公立小学校に入学したものの一斉授業という形態が合わず、小1の後半から自ら選択してホームスクーリングへ移行し、現在小5になっています。 (このあたりのことは、「不登校からのホームスクーリング① 

ホームスクールの日常②共働き家庭の1日

こんにちは、結(ゆい)です。 このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。 今回は、我が家の子どもたちが平日どうしているかについて 「平均的な1日」をお届けします。 長男起床 朝は、早起き体質な小5の長男が4時半ごろに起きてきます。 そして5時から6時まで集中してYouTubeタイム。 主にマインクラフトというゲームの実況動画を見ています。 特にプログラミングのような「コマンド」というツールの

不登校について夫婦で意見が割れた②互いの気持ちを尊重し合う

こんにちは、結(ゆい)です。 このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。 今回は、長男の不登校に対して夫と意見が割れたとき、どのようにしていったかをお伝えします。 前回からの続きとなっているので、そちらもお目通しいただければ嬉しいです。 前回 不登校について夫婦で意見が割れた① 一番つらかった時期 夫婦で気持ちを傾聴し合う夫は、学校生活という経験が欠落したまま大人になる長男の人生を心配してはいま

不登校で夫婦の意見が割れた①一番つらかった時期

こんにちは、結(ゆい)です。 このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。 今回は、私と夫が初めて「わが子の不登校」に向き合ったとき、どのように話し合っていったかをお伝えします。 学校に行かなくてもいいと言った私現在小5の長男が、小1の9月に「もう学校は無理だ…」と大泣きしたとき、私はすぐに「学校には行かなくていいからまずはゆっくり休もう、大丈夫だよ」と伝えました。 ここだけ切り取ると、世間の常

ホームスクールの日常①アンスクーリングという選択

こんにちは、結(ゆい)です。 このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。 今回は、我が家の子どもたちが日々どうやって過ごしているかについて、ご紹介します。 ホームスクーリングの種類我が家では、小5の長男と小3の長女がホームスクーリングをという学び方を選択して過ごしています。 ホームスクーリングと一口に言っても、各家庭でそのやり方は様々です。 学校教育における「学習指導要領」のように誰かが決め