YUI

弘前市に住む高校2年生です。 地元に対する自分の素直な気持ちを書いていきたいと思います。

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最近の記事

雪月風花

突然だが、『雪月風花』という四字熟語を知っているだろうか。意味は、四季折々の自然の美しい景色のこと、冬の雪、秋の月、夏の嵐、春の花。まさに岩木を表すのにピッタリな四字熟語だと思う。 冬、岩木の地には白く冷たい雪が降り積もる。冷たい空気に辺り一面の白模様。寒くて雪は好きでは無いのに真っ白な新雪を見ると綺麗と思ってしまう。 秋、すすきが風に揺れている電灯もない真っ暗な道。その頭上では満月と共にきれいな星が輝いている。 夏、緑の稲におおわれている田、リンゴが実り始めている畑には

    • 日々の風景

      日々の生活の中に綺麗だな、素敵だな感じる瞬間は多々ある。私が岩木にいて素敵だなと思ったことを写真と共に紹介したいと思う。 ①雨の桜並木 雨の桜並木なんて、晴れている日の方がいいと思う人もいるだろう。しかし、雨が降る日は晴れている日よりも少ないのだからある意味貴重な写真なのかもしれない。 ②にじ 雨の後に出る虹。虹を見ると少しラッキーだなと感じて幸せな気持ちになる。山の上で撮った虹と学校への登校中に撮った写真だ。下から見る虹も、目線とおなじ高さにある虹もそれぞれに魅力がある

      • 岩木山

        岩木のシンボル的存在、それが岩木山だ。別名津軽富士とも言われるその山は標高1625mある。中学校の時の文集で挑戦してみたいこととして岩木山登山と書いたが未だに登ったことはない。 私が小学校5年生の時、近くの小学校が児童数の減少に伴い合併した。その時にその学校で代々受け継がれてきていた『おらだぢの山』という詩も私たちの小学校にやってきた。全文津軽弁で作られたその詩は地元の山岩木山に対する愛が込められていた。学習発表会や卒業式の際にみんなで朗読した。小学校の時に朗読した詩なので

        • 田んぼのある通学路

          朝、自転車で学校に登校することがある。片道50分くらい。朝早く起きて急な坂をいくつか登って行かなければならない。大変だと思うこともあるが、少し嬉しい発見をすることも出来る。 私は田んぼ道を通って学校へ行く。右も左も田んぼ。そんな道を通っていくのだ。4月、田んぼを見ると雪が解けきって何もない田んぼがそこにはある。道端にはたんぽぽやつくしなどが芽吹き初め春の訪れを感じさせる。5月、ちらほら田植えが終わりまだ小さい苗が植えられている。殺風景な田んぼに緑という色が入る。6月、梅雨の

        雪月風花

          何も無いのが魅力的

          『旧岩木町』そこが私が育った町。『旧岩木町』は現在弘前市の一部だ。2006年2月27日、ちょうど私が生まれた年にお隣にあった弘前市・相馬村と合併した。そんな私の思い出深い町について綴りたいと思う。 「岩木って何があるの?」 ある日、学校での会話の中で聞かれた。 このように聞かれることは多い 。岩木という場所は弘前市という大きな市の外れにある地域だ。だから同じ市に住んでいるはずの友達にも知られていないことが多くある。ましてや隣の市に住んでいる友達なんかは来たことがない子もい

          何も無いのが魅力的