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Vol.116ファシリテーション①

みなさん、こんばんは。
みなさんは、ファシリテーションというものを知っていますか??
私は、ファシリテーションセミナーを通して、改めてファシリテーションが今後、必須の力になってくると感じました。

では、まずファシリテーションとは何でしょうか?
以下の記事がとてもわかりやすかったので引用します。

ファシリテーション(facilitation)とは、一言でいうと「会議やミーティングを円滑に進める技法」のことです。
具体的には、参加メンバーの発言を促しながら、多様な意見を瞬時に理解・整理していき、重要なポイントを引き出しつつ、議論を広げ、最後には議論を収束させ合意形成をサポートする、こういった一連の行動を指します。

グロービスキャリアノートより

では、なぜファシリテーションというスキルが求められるようになったのでしょう。
それは、日本が多様化してきたからです。

高度経済成長期の日本は、トップダウン中心の社会でした。
社長からの命令は絶対で、従わなければなりません。他にも学校では先生からの指示は絶対です。家庭でも親の言うことには従わなければいけませんでした。
このようなトップダウンの社会では、従う人たちは何も考えずに動いていればよかったのです。組織のトップが示した方向をみんなで向き、何も考えずに進んで行けばよかったのです。

しかし、今の日本はどうでしょうか?
インターネットの普及でテクノロジー革命が起きました。
それにより、ノマドスタイルや在宅勤務、フレックスタイム制等、働き方も多様化し、様々な働き方ができるようになりました。

さらにフリーランスとして働く方も増え、副業も多くの企業で認められるようになりました。終身雇用の時代では無くなっています。

このような働き方の変化を見ると、個人の価値観や考え方も多様になってきたとも言えます。高度経済成長期のように、有無を言わさず全員が同じ方向を向いて進む時代では無くなったのです。

言い換えれば、現代はみんながバラバラな方向を向き、進もうとしていると言えます。
だからこそ、ファシリテーションというスキルが求められているのです。

ファシリテーションは、話し合いに参加している人の意見を整理し、まとめます。
多様な意見をまとめることで、より高次の答えに辿り着くことができます。そうして辿り着いた答えは、トップダウンで指示された答えよりも大きな力を生み出します。

そして、その高次の答えに向かうことで、色々な方向を向いている人たちを同じ方向に向かわせることができるのです。

みんなで、より良い成果を求め、作り上げていけるのがファシリテーションです。
この力が身につけば、身近な人や所属する組織等、多くの場所で役に立つことができます。
ファシリテーションは、今後、絶対に身に付けておきたいスキルです。

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