ヴリンの神童、ジェイス 8↑に付いて行きたい方向け [EDH]
現在使用しているデッキだけ見たい!という方は2枚コンボ特化型以降をご覧ください。
ヴリンの神童、ジェイスとは
マジックオリジンにて登場した青の伝説クリーチャー。
両面カードであり、条件を満たすと裏面のPWに変身するギミックを持っている。
デッキ遷移
ハイタイド特化型
最初に組んだリストである。
勝ち手段としては、ジェイスの裏面の-3能力を使用してハイタイドを2度打つことで一時的な大量マナを生成し、無限への突入やX枚ドローで勝利を狙う。
今見直すと頭いかれポンチが作ったリストにしか見えない。
参考にする価値なし。
無限マナが揃うといいな型
次に組んだリストは無限マナを生成し、バリスタや無限ドローで勝利する形。
俗に言う、逆転棒やバサルトブライトなどの汎用的なコンボが搭載されている”だけ”のリストである。
非常に弱い。
リストを見ると目が腐りますので注意が必要。
ジェイスの裏面でオタクカードを生かしたかった型
勝ち手段としては、ハイタイドによるマナブーストから無限への突入や、バサルトブライトでの無限マナでのバリスタ発射等…。
このリストではジェイスの裏面-3の能力で真実の視認や、ジェイスの勝利を二回打つことでアドバンテージを稼げる!
これはジェイスが統率者だから出来る事!!!
と粋がっていた生ごみの様なリストである。
どうせオタクカードを使いたいなら5-6帯でジェイスカードを全部入れてやったぜ!と遊んでいた方が楽しいはず。
無限マナ特化型
初めて明確な勝ちのルートが確立されている形。
商人の巻物をジェイスの裏面-3を使用して2回打つ。
劇的な逆転+交錯の混乱をサーチ。
交錯の混乱の変成で等時の王笏をサーチ。
((5)(U)(U)(U)(U))で逆転棒が完成する。
要求マナを増やせば、方程式の求解でも同じルートで完結できる。
加工を2回打てばバサルトブライトが完成する。
直観で商人の巻物+方程式の求解+加工を指定すれば確定でルートに入れる。
最後は発明博覧会or粗石の魔道士orトレイリア西部でバリスタサーチして勝ち。
初動の要求マナはバカ程必要だが、ジェイスを統率者に指定している意味のあるリストとなっている。
こちらのルートは飲酒鯖やcEDHの解説で名を馳せている秋風氏に考案してもらったものである。
今までのリストに比べると、勝ちを目指すルートが明確になった為、デッキを回す事自体は容易である。
しかし、実際に行動にうつすと要求マナの多さ、無限マナは作れたけれども掃き先がサーチ出来ていない等の脆弱性がある。
しばらくこのリストを微調整していたが、どうしても3枚コンボの弱さが目に余り次のステップへ進みたくなる…。
2枚コンボ特化型
実際に今調整を進めているリストである。
とにかくコンボパーツ2枚を手に揃える事しか考えていない。
タッサの神託者or研究室の偏執狂or神秘を操る者、ジェイス+地ならし屋orパラダイム・シフトor命運の鏡orThought Lash
上記のカードの組み合わせはなんでもいい。とにかく2枚揃えば勝負を仕掛けられる様になっています。
タッサの神託者or研究室の偏執狂へのアクセス
ヴィダルケンの霊気魔道士or通り抜けのウィザードサイクリングや交錯の混乱の変成。
地ならし屋orパラダイム・シフトor命運の鏡orThought Lashへのアクセス
地ならし屋or命運の鏡はTransmute Artifactや加工からサーチが可能。
※厳かなモノリス、玄武岩のモノリスが盤面にあると先にマナを出しておけば瞬時に変身が出来て便利である。
パラダイム・シフトはPersonal Tutorからのサーチ。
また、サーチするカードへのアクセスにPersonal Tutorや交錯の混乱、直観、神秘の教示者と枚数がある為、皆さんが想像している以上に2枚を揃える事は難しくない。
この中でパラダイム・シフトだけミッドレンジ帯のゲームになったら墓地の枚数が増えすぎる等で、賞味期限が短いと思う方もいるでしょう。
しかし、ジェイスの裏面-3でパラダイム・シフトを2回打つと…?
あら不思議!デッキが1枚だけになります。
なお、発展の暴君、ジン=ギタクシアスが盤面にいるとパラダイム・シフトを一回目に打つことでライブラリーを0枚に出来ます。
さらに、欲張りセットとして直観1枚から決まるコンボも搭載している。
直観で無限への突入+永遠の刻+失われた宝物庫の学者を指定すると、どれが手に入っても無限への突入を打つことが出来る。
1.無限への突入指定。
2.永遠の刻指定→失われた宝物庫の学者を対象に打つ→墓地の無限への突入を打つ。
3.失われた宝物庫の学者指定→墓地の無限への突入を打つ。
マナ効率的に対戦相手は無限への突入を選ばざるを得ない状況を作れます。
特に強い打ち方は3枚の内どれかが手にある状態で、対戦相手が致命的なカードを打ってきた時に、直観でカウンター+残りの2枚を指定するとコンボパーツが墓地へ行き、ジェイスのルーターで手に合ったカードを落とす事で奇襲気味な勝ちを狙いに行くことも出来る。
上記の勝ち筋をなるべく早く揃える為に、ジェイスのルーターや帳簿裂きの謀議、両替機、ネットワーク端末などを積極的に採用して金太郎飴もどきになれる様に取り繕っています。
その他のカードの採用理由
カウンター系統:交錯の混乱を除くと8枚しか採用してません。
ジェイスの特徴としてハンドの質を高める能力は高いが、枚数を増やしている訳では無いため、カウンターを打つことが他の統率者よりディスアドバンテージを強く感じると思います。
自分はジェイスのルーターでカウンターを捨て、ノーガード戦法を取ることも珍しくありません。
コンボ勝負を仕掛ける前に、裏面-3で墓地のカウンターを指定しておくと、ハンドが実質1枚多い状態で仕掛けられる事も覚えておきましょう。
袖の下:主に共闘ジェネラルから堂々たる撤廃者やイーオスのレインジャー長、緑単などのデッキから種子生まれの詩神、野生の魂、アシャヤ等を取る事を目的としている。
まれにタッサの二枚目として使用する事も…。
猿術+急速混成+再造形:特にアウフ、次点で刻み角等に弱くクリーチャー除去は何枚でも欲しい。
倦怠の宝珠も致命的な為、環境によっては再造形に加えて乱動への突入まで採用していた時期もありました。
激しい叱責+不同の力線:自分が青単とはいえアーティファクトに依存している関係で、波止場の恐喝者が負け筋になる事が多々あります。
ただ、どちらも波止場の恐喝者以外にも効果的に働くカードなので、優先的に採用をしています。
また、不同の力線については次のカードとのシナジーがとても強いです。
The Tabernacle at Pendrell Vale:自身のデッキがクリーチャーに依存していない為、ティムナ系統やナジーラ、身内ではサイ等のクリーチャーが並ぶデッキに対してのメタとして採用しています。
ただ、引いたからポン置きしていいカードではない事も理解しておく必要があります。
先ほど紹介した不同の力線orタバナクルが盤面にあると人知を超えるもの、ウギンで追放されたカードの内、好きなものをハンドに加える事が出来るのはとても強い使い方なので、頭の片隅にでも置いておくとお得な事があるでしょう。
リストを参考にしたい方向け
現在使用している2枚コンボ特化型では各カードが絡み合っている為、ハンドの状況に応じて多彩にサーチ先を適宜選択していく必要があります。
サーチをするという事は相手に何が手札にあるのか公開しながら戦っているという事を強く意識してください。
ハンドにコンボが2枚揃っている状態でターンを返せば、1巡魔王戦が始まり真っ先に落とされるでしょう。
最後に
青単には、ウルザやエムリーなど上位互換と言えそうな統率者が数枚あります。
しかし、現状のリストはジェイスだからこそ成立しているものだと考えています。
”ジェイスだから出来る事”を一番に考え模索した結果のリストです。
レベル帯は7-8より上の環境で遊ぶととても楽しめると思います。
是非リストのコピーや、参考にして頂いてヴリンの神童、ジェイス使いの方が増える事を願ってこのノートの締めとさせて頂きます。
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